☆巻頭企画☆
趣味の時間 ～文字起こし～
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拝啓 みなさまへ
本日は、卒業イベントにお越し下さりありがとうございます。ホントにテレビで映画の世界みたいだと、『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』っていうキャメロン・ディアスちゃんがシャンパングラスに入ってるのを見て、「なんかメッチャかわいい！」って思って憧れて、それを思ってて、テレビでバーレスク東京が特集されて、いちごさんが入ってるの見て、「え！こんなとこが東京にあるんだ！」って思って。
で、しかも何も共通点もなくて。当時アパレルをずっと４年半しながら、昼だけじゃ食べていけなかったのでガールズバーも掛け持ちしながら、昼も夜も寝ないで働いてた時があって。その時に、ホントに冬も雨の日もガールズバーで外でキャッチしてる時に、ずっと一人でスマホ見てバーレスク東京のYoutubeに上がってる動画見ながらマテリアルガール一人で踊ってて、みんな話しかけてくるから、お店の子も「なにやってんの？それ」みたいなとか、ボーイの男の人とかも「そんなバーレスク東京なんか踊ってお前なんかもう馬鹿じゃないの」みたいなこと言われて、ホントに笑われるし、ダンスも練習してて全然下手で、今も下手なんですけど、ホントに程遠い夢でした。
でも、勇気を振り絞って、一歩踏み出したら、面接を受けて、気付いたら、今ここの場所にいて、ホントに今日こんなにもたくさんの人たちに囲まれて、今日に至ります。
ホントに最初の頃はファンの人も一人もいなくって全然できなくて、みんなたくさん「今日何々ちゃんのために会いにきたよ」とかメチャメチャ羨ましくって、どんどん後輩もいっぱいファンがいて、良いなぁと、羨ましいなぁと思っていつも楽屋の裏で一人で泣いている子でした。 だけど、そんなときに、ピンチはチャンスで、バーレスク東京のキッカケで、年末年始にテレビで特集をしてくれることがあって、それの時に私の再現ＶＴＲ作ってくれて。『ニューハーフってカミングアウトする』みたいな。
その、オカマってカミングアウトしてから、ホントにピンチはチャンスで、それから沢山知ってくれる人や、ホントに私のことを気にかけて、バーレスクの中からこんな私を推してくれる人がまた一人、また一人と増えていって、今日こんな風な景色を見れて、もちろんお店のファンの方もいらっしゃるんですけど、本当に嬉しいです。
いつも、私の出勤に合わせて会いに来てくれたよね。きっと、たくさん考えながらプレゼントをいっぱい考えてくれて、いっぱいＳＮＳなんか見て反応してくれて…。卒業するって言った時も、みんな、言葉出ないとか、結構重たい感じで、ホントに申し訳なくて。リオンだって、今日もそうなんですけど当たり前じゃないし、お金を、だって何回も何回も貯金してそうやって大事なものを買ってくれてるから、ホントに、ありがたい気持ちと、そんな急に卒業発表で申し訳なく思ってます。
ホントに、ね。整形費用をショックでキャンセルしちゃったり、さっきもね、その費用だよって言ってバルーン買ってくれたり…。アイドルの女の子、ライブで笑顔になれなくてファンの人に心配かけちゃったっていうのをツイートしてたり…。ホントにみんなが私をそういう風に思ってくれてるなんて申し訳ない気持ちでいっぱいです。
でも！私が一番嫌なのは、そんな私を推してくれた人たちがバーレスクを離れちゃうことです。私の身勝手でバーレスクの楽しい時間まで奪いたくないです。バーレスクにはホント素敵な先輩…さっきもミイさんがいたりとか、エリーがいたりとか、いぶきがいたりぷりんがいたりノアがいたり、クミさんがいたりノンさんがいたり、もう上げればきりがないですけど、女の子いっぱいいて、私は、バーレスクに入って気付いたのが、ホントにみんな頑張ってて、みんな色んな思いして、メッチャ悲しい時もあったら、メッチャ頑張んなきゃなって凹む時もあったり、悲しくてもう逃げ出したい時もあるのをみんな見てて、ホントにみんなが、みんなが推しメンです。
だから、私のファンの人は、寂しいなって思わず、良かったら他のバーレスクの先輩後輩をもう一回見てみて、ちょっと目に掛けてくれたら嬉しいです。ホントにファンの人がいてバーレスクの女の子たちは輝かせてもらってるんだなと思いました。なので私の力ではなく、みんなと一緒に、ファンの人と切磋琢磨した日々でした。
みんなといっぱい笑った時間、大体いつも大きい声で叫んだりふざけたり、失敗しちゃったりとか、悲しかった日々も助けてもらった仲間だったり、さっきもホントにみんな湿布とか貼ってくれたり、ドリンクとかみんなホントに、スタッフさんも全員やってくれて、いつも支えられてばっかりで、ホントに大切なバーレスクのみんなとの時間、一生忘れません。いつか、ひょんなことで「そういえば、一時期バーレスク東京のあのオカマのメイちゃんって子いたなー」って。「一時期いたなー」って思い出してくれたら、嬉しいです。
そしてみなさん、最後に！私はバーレスクの面接で書く欄があったんですけど、そのバーレスクの面接の特技を書く欄に『みんなを元気にすること』って書いたんですけど、今日は最後にみなさん、元気になれましたか！？
届いてたなら嬉しいです。
私は、今日を忘れません！
みなさん本当に、２年間ありがとうございました！
・バーレスクのメイちゃんレポート 最終号 目次
こんにちは。あでぃすです。メイちゃんが卒業しました。８月１１日。バーレスクに入ったのが２０１８年の５月だそうなので、バーレスクでの活動期間は２年と３か月ほどだったというでしょうか。本当にお疲れ様でした。最終日は『ＭＥＩＬＡＳＴイベント』が１部から３部まで行われており、私あでぃすもメイちゃんとは浅からぬ縁があると思い込んでいる節があるので、通しで参列させて頂きました。
驚いたことに、こういう出来事に対する悲しみって、おっさんの筋肉痛と一緒で２日後に押し寄せてくるんですね。当日は泣かなかったし(泣かないという意志を持って臨んだので)、翌１２日も「実感ないわー。ていうか単純に寝不足で仕事が辛いわー」と余裕ぶってたんですが、１３日の木曜日(惜しい)になって急に全身から力が抜けて、体は動くけど心が動かなくなったのでほぼ１日寝込みました。そんな今週を乗り越えて…いや、乗り越えてはいないけど整理をしながらまとめた回です。
あ、今回『メイちゃんの卒業に際して【後】』というタイトルになっていますが、別に【前】にあたる記事は読まなくて結構です。ただし、余計な感情は【前】に置いてきたので今回はあまり変なことや昂ったことは書かなくて済むんじゃないかと思います。
☆特集☆
メイちゃん卒業の６時間を笑顔オンリーで振り返ろう
【１】ＳＰパフォーマンス① 『いぬねこ。』
メイちゃんラストデーの１部はチーム世界観のパフォーマンスでスタート！
いぬねこ！メイちゃんバースデーのチーム世界観公演でやってたやつ！
その日は行けなかったので、この機会に見れてシンプルに嬉しかったです。
オカマ！オカマ！わーわーわー！
【２】１部オープニング
テキーラで乾杯するシーンですね。良い爆笑！
【３】スキちゃん
この写真だと写ってないんですが(じゃあ写ってるのを載せろ)(後で)、シンディとのコンビでした。最後にシンディがメイちゃんに抱き着いたシーン、エモかったよね(だからそのシーンを載せろ)(後で！)。
【４】ピース
まさか…こんな日にピースを目の前で見ることになるとは…！
ピースについては後で解説があるそうです。
【５】熱狂
熱狂の復活もこんなタイミングで目の前にすることになるなんて…！
【６】ＳＰパフォーマンス② 『ＧＩＲＬ ＴＡＬＫ』
チーム世界観＆エリー＆ノアで、安室奈美恵の『GIRL TALK』でした。３部でやるって聞いてたんですが、前日になって１部と３部で２回やるってことになったそうです。
【７】２部前ＳＰパフォーマンス 『リトルマーメイド』
２部のＳＰパフォーマンスはＮｏｎ様との例のアレ。メイちゃんと出会った当初に見てきたヤツが次々と蘇ってきてなんかもうどうしようって。去年の秋～冬って行くたびに色んなアリエル見てた気がするんよ。そしてアースラ役の人はショーには出ないコレ専門の役者さんだと思ってたんよ、昔。
「私が欲しいのは、あんたの、その、声！！」
「…この汚い声！？」
【８】涙サプライズ
これ、最初で最後だったという噂です。
【９】マテリアルガール
やっぱやるよね。手紙に出てくるくらいの思い出のショーですからね。
先に書いちゃうけど３部でもやりました。
【１０】熱狂(２回目)
２部の熱狂はチーム世界観がセンター。次の衣装が見え隠れ。
【１１】ＳＰパフォーマンス③ 『キャンディー』
ＡＫＢのキャンディー。これがチーム世界観最後の作品ということに。
メイちゃんが空飛んだり、ぷりんちゃんが泣き崩れたり、いぶきちゃんが振り飛ばしたり、あらゆる意味でクライマックス感がありました。
嫌なことなんか 全部 忘れちゃえるからね
キャンディーひとつ ほら ほっぺの中
しあわせになれる呪文みたい
Fight! Everybody Get! Everybody Suck!
どこへ行こうか？
涙がこぼれてしまう時は
ポケットから さあ あの魔法…
人が比喩じゃなく"泣き崩れる"瞬間って、初めて目の前で見ました。いや、何も悪くないのよ。いぶきちゃんと目を合わせて、手を合わせて、しかもこの歌詞。21世紀で一番"気持ち"が見えた。演出だったとしたら日本アカデミー賞です。
【１２】２部のＯＤＯ芸
熱狂からＯＤＯ芸まで着てたキャンディーの衣装、さのまるがいます。
【１３】ＳＰパフォーマンス② 『ＧＩＲＬ ＴＡＬＫ』(２回目)
こっちは３部前に。同じＳＰパフォーマンスを２回やったっていうのは、本当にコレを多くのファンに見てもらいたかったってことだと思うんですよね。１部と３部だとお客さんも結構入れ替わってるし、なにせ前日に１部でもやろうって変更になったらしいし。メイちゃんが振付考えて、他の４人が着てる衣装もメイちゃんの私服らしいんだよ！そりゃ多くの人に見てもらいたいよね！！
チーム世界観と、エリーと、ノアのパフォーマンスを。
すいません我慢できませんでした。
冒頭だけ。
フルで見たい方にオススメのYoutubeです。
【１４】ハート型ウイルス
全宇宙の全人類が死ぬ前に見たいと望んだチーム世界観のハート型ウイルス。
なんと今回はサイドに誰も出てこなくて、純度１００％のチーム世界観によるハート型ウイルスでした。
ちょっとハート型ウイルスだけは写真１枚ずつのルール破っちゃお。
良い表情…。あ、壇上のお兄さんははじめしゃちょーです。はじめしゃちょー。以前メイちゃんにも「あの人はじめしゃちょーだよ！」って紹介されたことがあるはじめしゃちょーです。直接話したことはないです。
【１５】ジッパー
この写真だけじゃ分からないけどジッパーだよ。
【１６】マテリアルガール(２回目)
マテリアルガールは２部と３部で２回。
３部はＳＰパフォーマンス(２回目)→ハート型ウイルス→ジッパー→マテリアルガール(２回目)→ピース(２回目)ということで、
まさに『やり残したことがないように』というセトリだったんじゃないでしょうか。じゃない？
【１７】ピース(２回目)
ということでピース。
１部は途中から出てくるパターンだったけど、３部では最初からいるパターンでした。いずれにせよおっぱいは出しました。
【１８】３部のＯＤＯ芸
メイちゃんが出てない演目及びメイちゃん以外の出演者は徹底的にスルーしてきたんですが、３部は大きくメンバーが変わってリリいぶきに挟まれた写真が撮れました。
【１９】チップタイム
３部のフォト＆チップタイムがひと段落したところでプレゼントや大きいリオンの贈呈タイムが始まったんですが、無限にバルーンが割られ続けるので「もしかして俺以外全員バルーン割るつもり？」「この時間、朝まで終わらないのでは？」って震えてました。
写真はもにしの１０００リオンです。良い写真だなって思ったので。あと、フリー素材のお客さん、そんなに多くないので。
【２０】最後のＳＰパフォーマンス 『ＰＵＦＦＹメドレー』
無限かと思われたリオンの進呈が終了していよいよエンディングかと思ったら、最後の最後に大きなスペシャルパフォーマンスがありました。
アミユミならぬメイミイでパフィーメドレー。
渚にまつわるエトセトラ→これが私の生きる道→アジアの純真
カニカマ→グラサン→シャボン玉
何言ってるのか分からない人は動画探して見て下さい。
そのままエンディングへと移っていきました。巻頭企画で写経したお手紙は、３部のこの時間に読まれたものです。
☆INFORMATION☆
フロアガイドと物販情報
階段になんかすげーお花があったよ。
推しプランにせず下手側に回ったのが功を奏したのか、ド迫力プラン中央最前でメイちゃんの卒業を見届けることになりました。予約受付が再開されてから、結構爆速で予約済ませたので。
床一面にピンクの風船が敷き詰められていたんですが、『歩行の妨げになる』という極めて原初的な理由によって、お客さんたちが自然と邪魔にならない場所に寄せ集めてました。私の足元も風船倉庫になりました。
☆卒業記念パネル
(2000円・30枚限定・全て違う写真＆直筆メッセージ入り)
⚠️30枚限定発売ッ😳❣️🚨✨
— Mei @バーレスク東京（卒業式8月11日🌸） (@mei_burlesque) 2020年8月9日
8/11日限定、メイの
世界に一個❗️
メッセージサイン入り額縁写真🌎💗
特別発売です🙏✨
¥2000 in tax
女の子は彼氏ができて、男の子は
あそこのサイズがワンサイズupする😂
パワー付き😂🙏（信憑性はありません😆笑w💓✨）早い者勝ちです❣️✌️✨ pic.twitter.com/pk86Bj78mQ
１枚買わせて頂きました。ブロマイドでは『あそこのサイズがワンサイズup』の効果無かったからな…今度こそ…
それはいいとして、当然ながら写真は全部最高なので、書いてあるメッセージで選ばせてもらいました。
いっぱい嬉しかったよ。
沢山笑ったよ、忘れちゃわないかな…
また、ひょんな事で！
会えるかなぁ～😄✌
バーレスク東京 Mei💓
タイピングしてるだけで泣きそうになりますね。
☆Mei Last Ｔシャツ
(Ｌサイズ８０００円・ＸＬサイズ９０００円・ＸＸＬサイズ１００００円)
(推しプランにはセットで付属・一般発売40着限定)
買いました！
…いや。
買ったけど。
今回だけは本当に冗談じゃなく困ったし迷ったし頭を抱えたんですけど。
このＴシャツ、ノアちゃんにあげることにしたので、私の手元には残りません。
も～～～～～～～～～。
いや、も～～～～～～～～～。
３部の後に「買っちゃったぜ～」って見せびらかしたら「アタシも欲しい！」って言われちゃって…。先に言ってくれてれば２着買っといたのに…。この話になった時にはもうＳＯＬＤＯＵＴでね…。
コレは完全に自分で使うつもりだったから正直いくらノアちゃんにせがまれても「え…いや…それは…」って迷っちゃったんだけど…。
このＴシャツ、あでぃすとノアちゃん、どちらの手元にあるのが「真理」か。考えたら答えは明白…。うん、明白なんだよね…。パフォーマンス、頑張ってたもんね…。最後の限定品…。９０００円…。いやお前、９０００円って３００リオン相当やんけ…。でも、これが運命なんだよね…。
それにしても、パッと見じゃ気付かないけど相当ファンキーなデザインしてますねコレ。なあひろふみ。
ということで次回ノアちゃんへの差し入れとして持っていくんですが、「９０００円のプレゼントは規約違反なのでダメです」って言われたらウケますね。その時は「そんなん言うなら増産してバーレスクの女の子全員に配ったらんかい！」ってブチ切れつつ満面の笑みで持って帰って自分のモノにします。
☆さのまる
かわいいですね(非売品)
☆ぽむぽむぷりん
かわいいでんな(非売品)
もにしの檄に応えて集まったメイちゃんファン一同からのメッセージアルバムと、いぶきちゃんぷりんちゃんからのプレゼントです。
アルバムもみんな協力ありがとう😢私の力の限界で、全てのファンの人のメッセージは集めきれなかったなと思うけど、172人のメッセージをメイちゃんに届けることができました。データでもメイちゃんに渡します。 pic.twitter.com/iY6HBHp9UF
— もにし (@monishi714) 2020年8月11日
１７２！
ぷりんちゃんから。
いぶきちゃんから。
☆カニカマ
(高たんぱく、低脂肪・便利な使い切り・野菜色素仕様・賞味期限20.9.1)
ミイさんとのパフィーで、カニ食べ行こうって歌いながらかに玉の素とかカニカマを配って歩くという奇行を始めたので、元気に手を挙げたらメイちゃんから貰えました。
形見にします。
Ｔシャツの分まで。
我が子のように育てたい、カニカマ。
カニカマって土に植えたらカニカマの木が生えるんだっけ？
バーレスク入場再開後は諸々の理念に従って一切買わないことにしていたチェキですが、禁を破りました。
スクショに『15:49』と表示されているように、ギリギリまで悩んでた。
☆シャンパンの表
えーと、これは別にココで載せる意味とか無いんですけど、こないだコメントでバーレスク初心者だという人から「シャンパンのメニュー表あれば載せてほしい」ってリクエストがあったので。ちなみに、20,000円のシャンパンは消費税とサービス料と付属のシャンパンセットで27,500円になります。ご注意を。
ただ、これ昔はホームページに載ってたのに、ある時期からさりげなく消えてたんですよね。もしかして何かおおっぴらにし難い理由がある？だとしたら教えて下さいすぐに消しますので。
☆寄稿☆
メイちゃんの最後の日に、あでぃすはバーレスクの走馬燈を見た
こんばんは。特別にメイちゃん卒業レポートに寄稿をさせて頂くことになりました、あでぃすと申します。いったい何を言ってるんだコイツは、精神が分裂でもしたのかと困惑している読者様もいるかもしれませんが、まあそんな感じだと思ってくれたらいいのではないでしょうか。
さて、タイトルに記しました通り、私は走馬燈を見ました。走馬燈とは、人間が死を目の前にして産まれた時から現在この瞬間までの超速紙芝居を見るという、アレです。まあ、死なないし、超速紙芝居でも無かったんですけど、もう少しソフトに表現するなら、８月１１日のバーレスクのショータイムは『あでぃすのバーレスク人生のエンディングムービー？』って感じだったのですね。
どういうことかと言うと、８月１１日のバーレスク、そしてセットリスト。それがもう、私が初めてバーレスクに行ったあの日、私がメイちゃんに会うために２回目のバーレスクに行ったあの日、それらをありありと思い起こさせるような仕掛けに満ちていたんです。なんでそんなことをするんですか。私はメイちゃんを推し続けられなかった落伍者だというのに。
では、具体的に説明させて頂きたいと思います。
私が初めてバーレスクに行って、メイちゃんに一目惚れをしたあの日。メイちゃんはマテリアルガールのクイーンをしていたんですよね。当時は知る由も無かったけど、メイちゃんの代名詞だったマテリアルガール。それを見て「ショーが始まってからの煌めきにやられて、惚れて、目が離せなくなってしまったのです」というノアちゃんにも言ったことのないような鳥肌の立つセリフを本能でタイピングしたのも、もはや懐かしい話になったものです。
そんなマテリアルガールを最後の日に見ることになって、出会いと別れは円のように閉じるものなんだなって、思ったんです。でも、１０か月前のマテリアルガールには先に卒業したもえさんとか、もう滅多にＢチームには出ないふみかさんとかがいるのが当時の写真から分かります。逆に、今日のマテリアルガールには、１０か月前にはステージに立っていなかったノアちゃんやふたばちゃんがいる。１０か月前には存在していなかった『チーム世界観』がある。あでぃすがメイちゃんと出会ってから別れるまでに、数えきれないほどの変化があったのだ。ならば、メイちゃんが卒業するのも抗うことの出来ない宇宙の法則…。
バーレスクに行き始めた時期のことを思い出させたのは、マテリアルガールだけじゃありません。
メイちゃんに会うために行った２回目のバーレスクで、最初で最後のピースを見ていたんです。しかもメイちゃんが白鳥を纏って。それが１１月５日。終了したと思っていたピースを、まさかこの日に再び見られるとは想像していませんでした。マテリアルガールに関しては、絶対やると思ってたので感動はあれど驚きは無かったんですけどね。
順番で言うと、「走馬燈…！」って最初に思ったのは１部でモニターにコレが表示された時。
<<<ピース！？ピース！？！？阪神！？！？え、いつ以来だいつ以来だ復活したのかそういえば誰かの卒業か貸し切りかでやったって噂は聞いたけどピースってえーっと…１回だけ見て爆笑した…そう、１回だけ…メイちゃんの日にメイちゃんの股間から白鳥が生えてた日！！！！！！！！！>>>
こんなことが脳内を1.3秒くらいで駆け巡りました。よりによって最後の日にピースと再会するか？って。
まあ、今回はメイちゃんから白鳥は生えてなかったんですけどね。
これは１部のピース。「なんでバーレスクに来て野球中継を見てるんだ…」って絶句した９か月前の思い出。クロトさんのはっちゃけ具合は９か月前以上でしたね。メイちゃんの卒業に燃えていたのでしょうか。関係ないけど後ろのシンディ驚異的なかわいさですね。宇宙一美しい眼をしてる。あ、話が逸れつつある。９か月前はのえるちゃんがノーブラ担当すなわちクイーンだったけど、今日はメイちゃんが堂々とクイーンすなわちおっぱいでした。
これリアルタイムでは分かってなかったんですけど、ステージに上がったお客さんたちメイちゃんのおっぱい見てるじゃないですか。だから３、４人上げられてたんだ。うぬぬ…
ピースを見たりした人生２回目のバーレスクは『天才ブロガー』という単語が誕生した戦犯回でもあります。
熱狂だって、初めてのバーレスクで大いにネタにした、コロナ前までは「あるのが当然」だと思っていた演目。熱狂をもこの日に再び目の前で見ることになって、走馬燈というかタイムスリップ気分だったのかもしれません。マテリアルガール、ピース、熱狂。メイちゃんと出会い、メイちゃんのために行っていた昨秋のバーレスク、その光景が還ってきた…。これは神様からのご褒美なのか、それとも糾弾なのか。
なんて事や、メイちゃんが卒業してもうた！
神様！神様ーーー！
はい
時間を巻き戻して！
わかりました
次のバーレスクではメイちゃんを最後まで推し続けたるで！待っとってやメイちゃーーーん！！！
続く！ (続かない)
神様はいないし、時間は巻き戻らないし、葵はあと99秒で爆発しないし、メイちゃんは卒業しました。
…そして、走馬燈要素はこんなところにもありました。
初めて今日と同じ『下手側の中央最前』に座ったのも、ノアちゃんがいなくてメイちゃんに会いに行った日(５回目)だったんですよね。それはそれとしてARuFaをパクるなという話なんですが。倒されアイテム選手権、面白かったですね。
そんな感じで長々と至極個人的なことを書き連ねてしまいましたが、メイちゃん卒業の日は、なぜだか私とメイちゃんとの歩みを、そのまま１日に凝縮したような日だった…つまりは『走馬燈』だった。そんなことを思ったのでした。
以上、私の感想文を締めさせて頂こうと思います。今回は寄稿するスペースを用意して頂きありがとうございました。
あでぃす。
☆第二特集☆
メイちゃんの卒業をここまでに使わなかった写真とともに振り返ろう！
前半を笑顔縛りにしたから使えなかったけど非常に良い写真じゃ
卒業かぁ。
いぬねこ。青春真っ盛り
メイちゃんに抱き着くシンディです
あでぃすはメイちゃんから離れてしまったことに負い目を感じていたので、この日は「見届ける」以外に全く何も出来なかったのだった。
ＳＰパフォが始まろうとする
プレゼントも差し入れもしなかった。１リオンも渡さなかった。そもそも席で一言も話してない。資格が無い、と思っていたのだ。今日この場にいる人間の中で、最も価値の無い人間だと思っていたのだ。
卒業式、１部から３部まで出席させて頂いたんですが、メイちゃんとの会話は、入場時に偶然１階の階段とエレベーターのとこで入りのタイミングが被って「あでぃすさーん！」って叫ばれたのと、退場時に記念撮影してるメイちゃんの横をすり抜けようとしたら「またね！」って言われた２回だけでした。
— あでぃす (@AddisKurofune) 2020年8月11日
だから、最後のツーショットの写真とか、メイちゃんからの直のコメントとか、ここでは紹介できないの。資格がない。メイちゃんファンぶって良い感じの『贈る言葉』をこの記事に打ち込む資格もない…。
あ、アリエルが始まったのでうだうだ言うコーナーは終わりにしよ。
え？これで終わりっすか？
ちょっとりあえずカツラ回収しなきゃ
もう次の始まるの？聞いてないって
失礼しましたー
みたいな感じでした。
キャンディー
果たして自分はここにいて良かったのか？自分が３席を埋めたせいで、メイちゃんに会いたいのに会えなかった人が３人いたんじゃないか？そんなことすら考えてしまうくらい。
メイちゃん飛んだ
でも、これは負い目からというより、あまりにもメイちゃんファンのメイちゃん愛が溢れてたから相対的に感じたことだったのかな。それだけ凄かった。８月１１日。
いぶきちゃん
ぷりんちゃん
キャンディーっていい曲らしいよ
チーム世界観とは
メイちゃん自身が非常に個性的、言うなれば『世界観』が凄いので、メイちゃん推し、チーム世界観推しの方々もまた、バーレスクのお客さんの中では一線を画した存在という印象があります。メイちゃんのため、チーム世界観のためにバーレスクに通っていた人たちが、メイちゃん亡き後の(亡くなってはいない)バーレスクに通い続けられるのか？それはなかなか大変なミッションなのかもしれません。でも、メイちゃんの願いは聞き届けてあげてほしい。
マジシャンみたいになっちゃった
最後のメイノアエモシーン
良い
こういう写真は勘違いされそうだなって思うこともあるけどこの記事のこんな奥地まで来た人がいまさら勘違いはしないだろってことで掲載するジッパーの脱いだ後のシーンです
ピースでのピース
さて、そろそろ終わりということで、なんやかんや結局気持ちのこもったメイちゃんへの辞世のご挨拶を披露して読者さん方を涙の海に沈めてやろうとか考え
カニ食べ行こう
てないよ。
全然なんも書かないから。ありがとうとか楽しかったとか大好きだよとか忘れないとか、そういうの書かないから。
これからも よろしくね
なんだかんだ、バーレスクのメイちゃんじゃなくなっても、普通にどこかで見れたり会えたりしそうじゃない？
ピュアなハートが
一般人に戻って表舞台から消えるとは思えないけど…。ＬＩＮＥブログだって卒業決めた後で再始動させてたよね…。新たな場所があるのか、画面の向こうだったりするのかは分からないけど、会えるよね？あ、これは全部勝手な推測ですけど。
世界を飾り付けそうに 輝いている
まあ、メイちゃんがバーレスクからいなくなった影響は、これから日を追うごとにひしひしと感じていくんだと思います。私がバーレスクに行き始めてからの１０か月だけでも多くの入れ替わりがあったけど、今回ほど心身に響いたことはないんで、やっぱり色々な後悔はあるにせよ、特別な存在の一人だったことは間違いないんだなって。
お客さんからのメッセージタイム。行こうか少しだけ迷ったけど、ここまで来たら最後までノー接触で帰った方が美味しいなって思ったのでやめた。
ちなみに、もし壇上に上がったら「卒業おめでとうございます！ あとはブログに書きます！」って言ってダッシュで退陣しようと思ってました。ただ、これってなんかメイちゃん卒業の感動空間を利用した売名行為野郎だなって思っちゃってなおさらブレーキ掛かった。
こういう光景の方がいいですもんね。
チーム世界観は…。どういう形であるべきなのか。単なるユニットじゃなくて、３人の関係性もあってのものだと思うから…。代わりに誰かが加入してとかそういう問題じゃないよね。
卒業おめでとうございます。
メイちゃんがいたから、今ここにバーレスクブロガーのあでぃすという存在があります。そして、この記事もあります。
一目惚れしたのに離れちゃって本当に申し訳ない。こういう形になって、後悔しています。もっと話しておけばよかったって。メイちゃんならあでぃすのことを忘れずにいてくれるって、あぐらをかいていたのかもしれません。あんな絶好のスタートを切ったのに、１０か月もあったのに、それに比べたらあまりにも思い出が少ない。少なすぎる。
あ、自粛期間のチェキ。買ってくれた人にメッセージ動画を送るって企画ありましたよね。ごめん。そのチェキ買ったんだけど、チェキ届いたのと同じタイミングで弟が死にました。それで「メイちゃん！チェキ届いたよ！動画楽しみにしてるね！」とかそういうＤＭを送る精神状態並びに社会的立場じゃなくなっちゃったので、流すことになってしまいました。
でも、まいりーさんとかリオさんとか、他のレジェンドの方々も卒業後も機会があればステージに立ってるし、蓮さんもお客さんとして来てたし。卒業すなわち絶対的、決定的な終わりと別れではないよね。バーレスクって。
やっぱり、またひょんな事で！会えるんじゃないかなぁ～って思います。我慢した涙は、その時の嬉し泣き用にずっと溜めておこうと思います。
【天才ブロガーではない】あでぃす
☆巻末SPECIAL☆
メイちゃんに目線もらった写真全部載せるよ！最後だから！
これはシンディ
えへへ
☆編集後記☆
いやー、とんでもない記事になったなこりゃ。巻頭企画とか特集とか編集後記とか、いわゆる雑誌風にしてみたんですけど、こういう下らない策を弄してる時って、だいたい直球勝負が出来てない時だから。今回は直球勝負が出来てないというか、現実を直視出来てないってことですかね。
あと、今回は徹底してメイちゃんに関わりのあることしか書かなかったので、kazukiさんのマティーニ・クエスチョン・千本桜のトリプルクイーンとか、ミィさんの恋落ちとか、エリーさんのバーレスクとか、Ａチームのショーもかなりハイレベルだったのに丸ごとお蔵入りになって写真担当のあでぃすが悲しんでた。
せっかくなんで、
１部：ＳＰ(いぬねこ)→マティーニ→バーン→スキちゃん→A Little Party Killed→ピース→恋落ち→熱狂→ＳＰ(安室)→ＯＤＯ芸→手紙
２部：ＳＰ(アリエル)→クエスチョン→涙サプ→バーレスク→マテリアル→吉原→熱狂→ＳＰ(キャンディー)→ＯＤＯ芸→手紙(ティファニーの)
３部：ＳＰ(安室)→ハート型→バブル→ジッパー→千本桜→マテリアル→ヒーロー→ピース→ＯＤＯ芸→ＳＰ(パフィー)→手紙→メッセージタイム→エール
こんな感じでした。寄り道してたら一生書き終わらなかったな。
あ、雑誌の編集後記的なスペースってさ、だいたいしょーもないプライベートの報告とかするよね。えーと、なんかあるかな。そうですね。８月３０日が３０歳の誕生日なんですよ。あでぃす。でも、人徳が無いので誰にも誕生日を祝ってもらえません。泣ける。いつもは誰にも事前に言わないし、むしろ誰も気付かず終わってくれって感じなんですけど、今年は勇気を出して３０日一緒にバーレスク行こうよ、祝ってよって声掛けてるんですけど、今のところ全員に断られてます。評価が低い。人として。だから誕生日アピールなんてしたくなかったんだよ！みんなに嫌われてるのが分かっちゃうから！去年は『うちわ』って記事を８月３０日に上げたな。名著。一昨年は８月３０日に雄琴のアマンクロスに行って、メイちゃんと誕生日を過ごしたな。あ！！！！！！メイちゃん！！！！！！しまった！！！！！！メイちゃんの卒業の記事でメイちゃんの話になっちゃった！！！！！！こりゃまたすんずれいしました。うーん、確かにこんなことブログにしてる人間と深く関わろうなんて、自分だったら思わないなぁ。誰か、誰か助けて…。
オカマですよ。メイちゃんオカマ。すごいよね。俺もなぁ。もう今は女の子になりたいという欲求は無くなったんだけど(不穏当な記述)、今女の子になりたいかどうかはさておき、女の子に生まれたかった。だって、背低いし、目大きいし、肌ツヤツヤのサラサラだし、毛生えないし、なで肩だし、声高いし、髪の毛サラサラ(猫毛気味だけど)だし、美尻だし、どう考えてもオスとして産まれたことが失敗だったんだよな。女の子として産まれてたらゆのっちか泉こなたか、間違いなく小柄貧乳ロリ美少女だった。ゆのっちと泉こなたで色々バレるな。ヲタクの世代感が。
ごめん。編集後記の編集長の一言を履き違えた文章を叩きつけちゃった。でも余韻は敢えて壊しにいってるから。編集後記を読んだお前らが悪い。はい。終わります。人生も。いや、人生は終わらないけど…。ノアちゃんの１周年までは生きる所存だけど…。メイんじゃない。あ、ごめんトトロ見てた。なんだぁ、ばあちゃんの早とちりかい。メイちゃんの卒業もばあちゃんの早とちりですか？え、違う？それはジブリじゃなくてリアリティのある出来事？そんな…そろそろ終わろっか。お願い！メイを探して！どうしたらいいか分からないの！じゃなくて。さようなら。さようなら…。
思い出の向こうに 新しい時が広がる
希望を抱えている限り
微笑みがそこにある 輝きが待っている
My story Forever
今更だけどこの記事アイドルマスターシンデレラガールズの『story』をBGMに読むのがオススメです。さようなら。
STAFF.
編集長：あでぃす
記事：あでぃす
写真：あでぃす
寄稿：あでぃす
スペシャルサンクス：Mei(バーレスク東京)
発行／発売：してない
印刷：してない
公開：2020年8月15日
定価：うってない
無断転載、写真の保存・使用等は禁じませんが、義を欠く行為は遠慮してね。
落丁・乱丁は起こらないのでお取り替えいたしません。乱丁に見える箇所が多数ございますが仕様です。
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あでぃすでぃす #321 盛夏の卒業特別号
