あでぃすでぃす

一つ文章を書くたびに寿命と社会的評価が削れていくおブログです。

バーレスク東京レポート(終)

こんにちは。あでぃすです。

 

10月22日はおとちゃんの1周年イベントでした。

 

f:id:addis:20201026032851j:plainこの台恒例になるのかな

 

f:id:addis:20201026032743j:plainメイド猪木

 

f:id:addis:20201026032844j:plain3番目の女!!→「2番目タイがいっぱいいるから3番目って結構下だけど」→先輩!やっぱり私は2番目タイ!

 

それと同時に、私が初めて六本木のバーレスク東京に行ってからちょうど1年の日でもありました。おとちゃん本当は10月23日が入店日なので、私の方が1日先輩らしいです。

 

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f:id:addis:20201026032807j:plain??

 

特に何かがあるとは思ってなかったのですが、熱狂でステージに上げられてノアおとに囲まれたり、1周年パフェを振舞われたりして、

 

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www.instagram.com

 

シャンパン飲もうかなって思ったら謎の演出が始まったりもして、

 

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最後の日がこんなに楽しくて、本当に良かったと思っています。

 

最後。

 

最後です。

 

 

 


 

 

 

私は、本記事の公開を以って、バーレスク東京から退場しようと思います。

急な話で驚かせてしまってすみません。こういうのは瞬発力とパンチ力が重要だと思いまして、事前に知っていたのは自分以外に3人しかいない状況でこの記事を投下しています。

完全な意味での退場です。少し休むとか現場に行くのを控えるとか、期間や条件を区切った措置ではありません。絶対的な意味で、終わりにします。

 

理由はただ一つ。「ノアちゃんとの関係に限界を感じたから」です。

 

まず、みんなの誤認を解くところから話を進める必要があると思うのですが、私がバーレスク東京に行くようになって1年、周りからの評価として定着した『ノアちゃん推しのあでぃすさん』という立場、これは全くの嘘です。いや、嘘と書くと積極的に騙していたような感じになるので少し違いますが、装っていたというか、表向きの姿だったというか。

つまり、どういうことかと言うと、私は、現実的な言動がどうであったか、果たして周りからどう見えていたかはともかくとして、ノアちゃんを「推していた」わけではありませんでした。最初に会った時から今日に至るまで、一貫して単純にノアちゃんのことを恋愛対象の異性として好きでした。『ガチ恋』って表現すると逆にガチじゃなさそうなので嫌なんですが、この単語の方が分かりやすいという人はそういうもんだと捉えてもらっても大丈夫です。このブログに1万回は書いて、直接ノアちゃんに100回は言ったであろう「好き」とは質の違う『好き』を1年間抱えていました。つまり、連絡先を交換したいしご飯を食べに行きたいしお互いのことをもっと深くまで知りたいしデートをしたいし付き合いたいしセックスだってしたいし結婚したいし子供も欲しいし100年後まで一緒に健やかに過ごしていきたいという意味の、好きです。

しかしながら、私も最低限の分別と一般教養と常識があって日本語も読める成人男性なので、バーレスクのキャストと客という関係で、そういったアプローチが禁止されていることは知っています。なので、この1年間、私はバーレスクのルールに従ってノアちゃんに対して好きという気持ち…の代替手段を続けてきました。つまり、バーレスクに行ってノアちゃんに会う。ショーを見る。応援する。リオンを渡す。ドリンクを入れる。シャンパンをあける。差し入れをする。グッズを買う。むしろグッズを作る。外部の撮影会に行く。その他諸々。そういうことです。さっきから"嘘"とか"代替手段"とか書いてしまっていますが、別に仕方なくこういうことをしていたとか、面白くなかったという訳ではありません。この1年間そのものは非常に充実した、楽しくて幸せな時間でした。それは実際にバーレスクを通じて交流した人たちや、今これを読んでいる、すなわち以前のブログ記事も読んでくれている人たちなら分かってくれると思います。「ホントは違うんだよなぁ」なんて気持ちを抱えながらだったら、ここまでこんなに楽しんで活動できませんて。

 

しかし、目の前の楽しさとは別の問題として、次第に自分の中で限界が近付いていることも、以前から感じ続けていました。

それは、この状況を続けていても、一生ノアちゃんとの関係を先に進めることが出来ないという恐怖です。結局のところ、どれだけ「ノアちゃん推しのあでぃすさん」として活動して、瞬間的な楽しさを積み重ねていったとしても、本当の意味で私が望んでいる未来、外で会ったり、付き合ったり…というものには辿り着けません。辿り着けないどころか一歩たりとも近付けません。この1年間、とてつもなく楽しかったのは本当だし、ノアちゃんとは本当に多くの思い出が出来たし、ノアちゃんにとって(客として、もしくは推しとして)特別な存在のうちの一人になれたという自負もありますが、それは望んでいる方向とはベクトルがズレてしまっているんですよね。そもそもの考え方がおかしいという指摘はもっともですが、こちとら最初から恋愛感情一本で1年バーレスクにいた訳で、スタート地点から完全に間違っていてバッドエンドもしくはゴールが見つからず行き倒れて死ぬ以外の終わり方がないことも重々承知の助だし、だからこそ今ここでこうやって自ら手を下そうとしている訳です。

そして、こういう感情が大きくなり、次第に心の中で折り合いが付かなくなっていったことで、夏のころからノアちゃんとの関係が辛く、苦しくなっていってしまいました。辛さ、苦しさ、焦り、恐怖、妬み、嫉み、怒り、疑念、殺意、あと何だろう、とにかく負の感情のフルセットです。バーレスクに行けばノアちゃんが自分のことを気にしてくれるかに悩み、目線がこなければ落ち込み、他のお客さんのところにいれば嫉妬で気が狂いそうになり、行けなければ行かないでノアちゃんの中で自分の価値が落ちていくのではないかと恐れ、他のお客さんからのリオンへのお礼なんて絶対見れないし間違えて見てしまったらその都度残機が減るし、とにかくノアちゃんに関する全てが苦しみへと変換されていくような感じでした。唯一幸せだったのは、ノアちゃんが目の前にいて、自分と目が合っていて、一緒にいる、自分のことを考えてくれているという実感がある瞬間だけ。まるで現実世界の苦しみから逃れるために薬を打ち続けているような状態で(そんな経験はありませんが)、明らかにノアちゃんとの関わり方が良くない方向へ崩れていっていることは明らかでした。明らかって最初と最後に使ってるこの文章くらい明らかに崩れていることは明らかでした。

こういう感情に悩まされるようになった一つの背景として、ノアちゃんがバーレスクで着実に成長し、人気と地位を上げていったことがあります。それは「推し」の立場なら素直に喜ぶべきことだし、実際に私自身もノアちゃんをバーレスクで輝かせるためにどれだけ貢献したかは計り知れません。最後なので思い上がったことを書いていますが、ノアちゃんを支えて持ち上げるために1年間どれだけ金銭的な部分以外でも頑張ってきたか、いや、今振り返ると本当の望みとは間違った方向に頑張ってしまったんですけど、どれだけやってきたと思ってるんですかあなたたち。

ただ、私はノアちゃん推しではなくノアちゃんに恋をしている人間なので、ノアちゃんのファンが増えて、ノアちゃんのために尽くす人が増えて、ノアちゃんの気持ちがそちらに向くようになると、全員殺してやろうかというくらい嫉妬します。これもまた、「ノアちゃん推し」という表面的な姿と「ノアちゃんが好き」という心の中の不一致のせいであり、自爆行為に近いのでした。自分が苦しむことになるのにノアちゃんがみんなに愛されるように活動してしまったのだから。

それで、実際のところノアちゃんの中であでぃすの存在価値というのはどんどん薄れていきました。実際。これはもう分かっているので。第三者にどう見えていようと、当事者たる私とノアちゃんが一番分かっていたので。といっても、何かがあって気持ちが冷めたり険悪になったり疎遠になったりとマイナスがあった訳ではありません(多分)。相対的な意味です。例えば、ある時点ではノアちゃんにとってあでぃすが100ポイント、他のファンが10とか5ポイントだったとしたら、あでぃすは断トツで大切な存在なんですが、時間が経って、あでぃすが100ポイントのままなのに、他にも100ポイントのファンがたくさん出てきたら、もうあでぃすは特別な存在ではない…といった感じです。じゃあお前も頑張って200、300と上積みすればいいじゃんと思うかもしれませんが、おそらくそこには上限のようなものがあって、先に100ポイントに到達しても、そこからの上積みって難しいんですよね。たとえ話のまま完結したけど何となく分かってもらえるでしょうか。

とにかく、そういう時期を迎えて、私は次第に「もうノアちゃんのためにしてあげられることって無いのかもしれない」「ノアちゃんにとって自分は既に必要な存在ではないのかもしれない」「自分がいなくなっても今のノアちゃんには代わりがいくらでもいるのかもしれない」「むしろ古参っぷりをふりかざしてまとわりつく煙たい存在なのかもしれない」「ノアちゃんがバーレスクでさらに飛躍するための、足枷になっているのでは…?」「もう行き詰ってしまって、これ以上は望めないのかもしれない」などといったことも考えるようになりました。

去年のニャーレスクには駆け付けて最後までお祝いしたし、誕生日には初バルーンも割ったし、入店半年記念日もささやかにながらお祝いできたし、自粛期間中のチェキは全部買ったし、ノアちゃんが出てくるブログ記事は延べ4万人に読ませた。ただ…それはもう過去の栄光で、今はあでぃすとかいう奴が一人消失したところで、それを補って余りあるくらいノアちゃんを支えてくれる人たちがいます。それだけじゃなく、最近は急速にお店からのプッシュも受けるようになってきたし、もう「自信無くさないで!」「バーレスクやめないで!」と応援する必要もなくなってきたんじゃないかと思います。

実際、最近はショータイム中も全然目線をくれなくなったし(注:他にファンサすべき人がいるからです)、席にも全然来てくれなくなったし(注:他に話したい人や話すべきひとがいるからです)、撮影会でも囲み撮りだと意識的にやってるのかってくらい避けられるし(注:撮ってくれる人が沢山いるのでそう感じてるだけです)、DMに返信くれないし、くれないどころか既読いいねだけ押して実際は一切中身読んでなかったなんてこともあったし(注:こじらせすぎです)、ただでさえ『1年間恋をしてここまでやってきたのに、次のステージに進めない』ということに思い悩んでいるのに、ノアちゃんにとっての自分の存在価値がどんどん薄れていっているとなると、もう無理でした。

一方で、心を決めてからは急激に精神状態が良くなっていく自分自身も感じていました。一番ひどいときはインスタのストーリーも見れないし、普通の投稿も避けたくなるし、インスタライブなんて論外だし、ツイッターも嫌(くっついてるリプライを見たくないから)だし、全てが敵に見えていましたが、今は全然大丈夫です。ニコニコです。菩薩です。なぜならゴール(バッドエンドだけど)が見えているから。晴れやか。意外と。

 

ということで、今回の決心をしたのが9月の下旬頃でした。8月末には私の誕生日を祝ってもらって、9月16日にはノアちゃんの1周年があって、そこで一旦やり切った感があって、その次が例のプール大撮影会で。このタイミングで抜本的にイチから考えて、色々なことを整理してみて、これではもう良い未来が見えない。そろそろ潮時だと覚悟した方が良いんじゃないか…そういう結論が整理されていきました。

実は、この話はまりんちゃんとしおり姐さん、この二人だけには事前に何度か相談していたんです。真に信頼していて、なおかつこういう話ができるのは相棒と裏1位だということで。ここまでに書き連ねてきたようなことを大体話しました。そして、もう無理っぽいので、9月22日で終わりにしたいんです、とも伝えました。しおり姐さんとの2回目の会合は、3部後にコカレロ飲みながら丸1時間くらい話してたんですよね…。ノアちゃんが反対側で他のお客さんと飲んでいる時に…。

それで、二人とも気持ちは分かってくれて。まあ、こういうこと、こういうこじらせ方をする客がいること自体は割とあると思うので。それでもやっぱり全部捨てるのはもったいないよとか、少し時間を空けてみたらとか、しばらく会えない時間を作って考え直してみたらとか、むしろこういう気持ちをチラつかせてノアちゃんを試しちゃえとか、その他色々なアドバイスをもらえて、感謝しています。とても。

そういえば、このことを事前に知っていたのはまりんちゃんと、しおり姐さんと、もう一人、例のガールズバーのちかちゃんもいましたね。「もう六本木行く用事なくなるからちかちゃんにも会いづらくなるんだよね」から、結局ガチでお悩み相談をしてしまいました。やっぱりちかちゃんからも「だからって全部無くすのは思い詰めすぎ」と言われましたが…。

 

嫌ですよ。バーレスク辞めるの。だって、もうノアちゃんだけじゃないじゃないですか。まりんちゃんとしおり姐さん、ふたばちゃん、ひまちゃん、ラムち、エマおと、いぶきぷりん、リリーさん、いくみ姉ちゃん、ちょこ先輩、よーこちゃん、あおちゃん…これ終わりが見えないのでちょっと待って。ノアちゃんありきで通い始めたバーレスクですが、今や私もバーレスク全体を楽しむプロの常連客となりました。ショーを見る、仲の良い子と会って話す、それだけじゃなくて、MANさんひとみんコダーマクロトさん他スタッフの方々ともずいぶん長い付き合いになってきたし、他のお客さんとも交友が広がってきたところだし、いや、ホントに突然消えようとしてしまってみんなに申し訳ないし、一切事前に匂わせる素振りすらなく、22日も24日も至って普通にふるまってたのにこんな爆弾を用意してて、本当に申し訳ないと思ってるんです。ていうか関係を切りたいと思ってる人なんて一人もいないし、この記事を投下したら、人生最大の損失になるなって確信もしています。9月下旬には決めてたことなのに、その後に知り合ってSNSで繋がった人とかもいて、本当に心苦しかったんですけど、だからって「いや僕もうすぐ死ぬのでフォローとかしないで下さい」とも言えないし。本当に困りました。

 

もしも今この瞬間、ノアちゃんという存在だけが世界から消滅したら、私は10年でも20年でもバーレスクの常連として楽しんでいけると思います。正直なところ、最近はノアちゃんがいない日にバーレスクに行く方が、心おきなく楽しめていた感じすらありました。ノアちゃんとの関係に行き詰まりと苦しみを感じていた一方で、バーレスクの常連という立場では今が間違いなく全盛期です。

『ノアちゃん推し』ではないと表明したので書けますが、おそらく正しく健全な意味での「推し」はふたばちゃんとひまちゃんでした。こういう関わり方がバーレスクの客としてのあるべき姿だよな、ってことは分かっていたし、ノアちゃん相手にやっていることがおかしいということも最初から分かっていました。そして、ノアちゃんの相棒たるまりんちゃんがいて、2番目の女かつ裏1位かつ愛人枠かつ彼氏かつ最も信頼しているしおり姐さんがいて、姪っ子のラムちがいて、気の置けないエマおとがいて、いくみ姉ちゃんちの近所の悪ガキでもあって、仲良し(だと自分では思っている)いぶきぷりん、あおちゃん、ちょこ先輩に、最近酒を要求してくるようになったみつきちゃんがいて、パフォーマンスに心から感動できるリリーさん、シーナさんがいて、地元が近いと分かってから急に距離が縮まったなみえさんに、会うと絶対「アディス サン!」って挨拶してくれるカレンさん、私物もらっちゃったヤバイのミランちゃんに、出会うタイミングが悪すぎたけど超絶かわいくて檄推しになりえたぷにちゃん、初期のころから優しくしてくれて心の支えだったみのり様、最後の最後に星でイジってきた伊集院櫻子、オージェネの皆様!第7世代のみんな!シンディ!よーこちゃん!ふみかさん元気ですか!!メイちゃん元気か!!!いや、もう全盛期ですよ。ちゃんと話せない人の方が少ないところまできたし、出演者を全く見ないで行ってもまあ何とかなるレベルの立場にはなった。

クロトさんにも感謝。ひとみんにも大感謝。コダーマさんには拍手。コバさんとジョニーさんがいると過ごしやすかったし、マルさんとよちちゃんにもブログ読んでもらってて今月挨拶できたし、他にも名前は分からないけど互いに顔見知りというスタッフさんが大半になりました。

そして、お客さん同士の繋がりですよね。推しのむっちゃんが筆頭ですけど、まあ後は具体名は控えますけど、ブログを読んでくれた方、ツイッターとかフォローしてくれた方、そして現地で実際に会って挨拶できた方、一緒にお店で乾杯したり、お店の外でお話したり飲んだりする機会があった方、撮影会で知り合った方…。私はふたばちゃんも驚くレベルの友達少ない陰キャコミュ障で人生を進めてきた自負があるので、本当に1年でこんなに多くの人たちと新たに知り合えるなんて奇跡だったと心から感謝しています。ていうか今までの人生と全く違う世界にいる方々だったので、何を話しても何を聞いても本当に新鮮で、とても楽しかったです。本当に感謝の気持ちです。

 

ただ、バーレスクの女の子たち、スタッフの方々、バーレスクの縁で知り合ったお客さん、これら全てを投げ打つことになるとしても、やはり、ノアちゃん抜きでバーレスクに留まり続けるという選択は、どうしても無理でした。一つ一つの関係、縁はとても大切ですが、ノアちゃんへの気持ちは一人で70億人分くらいの重さがあるので、それはもうノアちゃん以外全ての人々との関係を天秤にかけても、勝負になりません。ノアちゃんのことを諦める以上、もうバーレスクに、六本木に行くことは出来ません。それが最後のノアちゃんへの誠意です。辛いですが、これはもう仕方ありません。元はといえば全て私のせいなので。

 

それにしても、嫌いになった訳でもなく、冷めた訳でもなく、萎えた訳でもなく、好きになり過ぎたために自刃する道を選ばなければならなくなるとは、困ったことだと思います。もしもノアちゃんとの関係そのものが悪化したり、ノアちゃんの方に不義理やルール違反があったり、もしくはバーレスクの運営に何か問題や不満があって、「もうやってられっか!」って怒りながら相手に責任を押し付けて退場できたら、どんなに楽だったかと思わないこともないんです。でも、現実には全くそんなことはなく、ありがとうという気持ちしかないんですよね。

こういう結末を迎えてしまいますが、おそらく今が一番ノアちゃんのことを好きです。好きだからこそ反動で苦しいのであって、好きだからこそ今ここで降りないと将来もっと致命的に悪いことが起こり得ると感じているからであって、好きです。ノアちゃんのことが。冒頭でちょっとだけ普通にレポートしたやつ覚えてますか?メチャクチャ楽しいしメチャクチャ幸せですよ。今日で終わりと決めて行ったので、1周年の時に間に合わなかった分からギリギリまでの写真をフォトアルバムにまとめて、プレゼント用とサイン貰って持って帰るように2部作ってきたんですよ。そしたら

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これだから。最後まで迷わせないで…って思ったけど、もう一歩進んで考えたら、これくらいの関係だからこそ、やっぱり先が無いって絶望的なことだと感じてしまって。さっき自分は特別な存在じゃなくなったとか足手まといだとか軽く愚痴っぽくした段落もありましたけど、やっぱり大差では無くなったとはいえトップだと自負してます。それだけ全力でやれることはやってきたと思ってるし、ノアちゃんにも特別扱いはしてもらってきました。それは確かです。

この1年間、本当に嬉しいことも楽しいことも数え切れないくらいありました。「推し」が「ふり」だったとしても、この1年間ノアちゃんの成長を並んで歩きながら見届けられたことは本当に幸せだったし、新しいショーに出れば自分のことのように嬉しかったし、ステージで踊っている姿には元気をもらったし、ノアちゃん推しの人やインスタのフォロワーが増えれば誇らしかったし、ブログだって本気でノアちゃんの魅力を伝えようと書き続けてきました。しかしながら、そうした経験を重ねていくうちに「バーレスクの中で出来ること」では満足できなくなってしまったということでしょうか。なんか、自信も無くなってきてしまったんですよね。この状態で2周目、3周目を無事に続けられるかということにも。デレマスに『不埒なCANVAS』という、不埒でとても親近感の沸く名曲があるんですが、その中に『すりかわっていく時間や街で ぼんやりすわっていたメリーゴーランド 何度も同じ場所だけを回っていた』という一節がありまして。まさにバーレスクって私のような意識の人間にとってはメリーゴーランドみたいなもので、乗ってると楽しいけどそれは大きな意味では同じことの繰り返しで、どこにも進んでないし永遠に何も変わらないんですよね。相手から嫌いとかもう会いたくないとか言われることもないけど、キャストと客という関係からランクアップするチャンスも与えられてなくて。そもそもの考え方や欲望が間違っていると言われればその通りで、だからこうしている訳で。

もう「ノアちゃん推しの人」として周りを欺きながら、叶わぬ恋を抱えて苦しみ続けることはできません。限界です。もういい加減折り合いが付けられないし、持ち堪えられないし、待つこともできないです。ノアちゃんが何も悪くないことはもちろん、他の人々も誰一人悪くありません。ただ一人、スタートの瞬間から間違っていて、間違えたまま1年も出口のない迷路をさまよっていた私が悪いんです。

 

ちなみに、このことはノアちゃんには伝えていません。代わりに、22日にバーレスクに行った際に、プレゼント(さっきのフォトアルバム)の紙袋に手紙を忍ばせておきました。だいたいここに書いている内容の、ノアちゃん個人向けといった感じのものです。それを『27日まで開けるな』と厳命してあります。この記事が公開された時にノアちゃんが既に手紙の方を読んでいるのかどうかは分からないんですけど。ちなみに、便箋で14枚になりました。書くのに4時間かかったし、その途上で涙も枯れ果てたので、今は開き直ってとても元気です。

 

ノアちゃんはいま世界で一番好きだし、過去30年の人生を遡っても一番好きだし、おそらく今後の人生でノアちゃん以上に好きになる相手も現れないと思うし、それだけ好きな相手との関係をこんな風に自爆して終わらせるのは本当に厳しいんですけど、仕方ない。仕方ないと言い含めるしかない。

ていうか、ホントにごめんみんな。25日のリリクミイブキプリン、行けないって分かってたんです。27日のビッグスモールも、28日のやつも、ハロウィンも、ダイエット企画の日も、すでに自分がこの世にいないって分かってたんです。もう会わない相手に「また今度」とか言ってたのもごめんなさい。ラムちと会うと毎回「元気ない」とか「いつ死ぬか分からんし」とか言ってたのは匂わせだし、ふたばちゃんの周年の時にメッセージカードに「生きているうちにこの日に立ち合えて幸せでした」とか書いたのも匂わせだし、実際ふたばちゃんの周年とおとちゃんの周年がタイムリミット前にあったのは本当に良かったです。24日に行ってしまったのは本当に予定外だったんですが、あれは番外編ということに。

 

さて、何かを書き過ぎている気がするし、何かが書き足りないような気もするのですが、ちょっともう収拾が付かないし、こんな文章真面目に構成して推敲するはずもないので、そろそろ終わりにしようと思います。どうせなので、このバーレスクレポートシリーズの恒例ということで、最後に筋肉少女帯の歌詞を引用して締めたいと思います。

 

『Falling out of love』

 

「Falling out of love」という言葉を見つけた。

それは「Falling love」恋に落ちる、の逆の言葉。

恋から抜け出す、と訳すべきか。

恋に落ちるつらさ、苦しさ、について人はみな言うけれど

恋から抜け出す、解放される、自由になるという喜びを人は語らない。

ある哲学者は

これを宗教の回心になぞらえ

救い、と考察しているそうだ。

彼女はふと窓の外を見た。

いつの間にか空が晴れていた。

ああ、今までなんで私、気付かなかったのだろう。

 

 

 

 

もしかして、これで終わったら同情されますか。それは趣味じゃないです。やっぱ最後なので隠し事をして終わるのは良くないですよね。

実は、9月16日、ノアちゃんの1周年イベントがあった日ですが、その時のプレゼントたちと一緒に手紙を忍ばせておきました。その最後のページに電話番号とラインのIDを記して「一度でいいから二人でちゃんとした話がしたい」と書きました。

 

安心して下さい。何のレスポンスもありませんでした。あったら今こういうルートにはなっていません。電話もラインも来なかったことはもちろん、22日の撮影会でもその後のバーレスクでもノアちゃんから一切その話題が出てくることはなく、こちらから「手紙読んでくれたよね?」「じゃあ最後のページも見たんだよね?」と確認する羽目になりました。

ということで、冒頭から散々「自ら身を引く」とか「諦める」とか美談じみたことを書いてきましたが、堂々の違反です。卒業しますじゃなくて、強制的に出禁となる要件を満たしています。どうぞ石を投げてバーレスクの世界から追いやって頂きたいと思います。そして、ノアちゃんは無罪でクリーンなので、みんなは変わらずノアちゃんのことを応援し続けてあげてほしいです。

まあ、逆にこれだけ好きで狂っていたのにほぼ1年間無事故無違反で我慢し続けていたことを褒めてくれよという開き直りも多少あります。だって、無い話では無いと聞いたこともあるし。タイミングとしては、既に3月辺りから「どうせなら踏み込んで玉砕して退場させてほしい」という機会を求めていました。正直よく1年も待てたと思います。

正直なところ、その手紙は勝負手で、前に進むか、それとも終わりにするかの二択を迫るくらいの気持ちでした。結局ダラっと流れてしまったんですが、今思えばその時点で「ああ…1年間頑張ってきて、周年の日に2000リオンと花束とフラスタとアルバムと一緒に気持ちを伝えても、それでも何も届かなかったんだな…」と、心が折れてしまっていたのかもしれません。受け入れてくれないなら咎めて幻滅して出禁にしてくれという気持ちだったので、無視という形で流されたのが何より悲しかった。やっぱり"金づるA"として永遠にメリーゴーランドに乗ってろと言われているようで。

 

ということで、ここまで書いてしまえば堂々とブーイングを受けながら退場することができますし、辞めないでとか戻ってきてとか言われることもないでしょう。どうも、不埒と申します。

で、当初の予定では22日のバーレスクを最後として、27日にこの記事を上げて終焉とする予定だったんですが、行ってしまったんですよね、24日に。これは本当に予定外で、だってちかちゃんが土曜ならって言うけど17日は結婚式に行かなきゃで、24日しかなくて…。色々困りました。まりんちゃんには「22日が命日です」って事前に伝えてたのに撮影会の現場で会っちゃうし、ノアちゃんとも22日に会うのが最後のつもりでいたのに、撮影会で会ってチェキ撮っちゃうし(既に手紙という名の爆弾を書いて渡した後なのに)、その勢いでちかちゃんを紹介しちゃうし。何が嫌かって、ちかちゃんに乗り換えたからノアちゃんを捨てたみたいな疑念が沸くパターンが本当に嫌。違うから。それとこれとは全くの別問題だし、時系列的にも違うからね。それは本当に。24日はちかちゃんとバーレスクデートで楽しかったのはともかく、何もかもに対する良心の呵責が半端なかったです。

 

蛇足が過ぎました。もう終わります。

結構、いつも通りインターネット面白記事っぽい文体で進めてきたんですが、本人はパソコンの前で泣いたり気絶したり過度なアルコールを摂取したり泣いたり全部消して無かったことにしようとしたりしています。死にそうです。ああ今この部屋にトラック突っ込んできて死につつコレはお蔵入りにならないかな。

 

さて、実際問題、今の私の世界は99.999%くらいノアちゃんで構成されているわけで、そこから急にノアちゃんが消失すると、どうなるんでしょうか。

 

有力候補として、死ぬかもしれません。生物学的に。

 

まあでもピアスの穴すら怖くて身震いするような人間が自殺レベルのダメージを自分に与えられるとは思えないので、次の候補として、死ぬかもしれません。社会的に。

 

社会的にでも死ぬと色々困りますが、0.001%しか残っていない世界で生きていても仕方ないので、全部投げ出してしまうかもしれません。

 

それも何とか理性が止めてくれるかもしれませんが、次の可能性としてしばらくは死んだように生きているだけになるかもしれません。衝動的にSNSを削除するかもしれないし、イチから世界をやり直すとか言って過度な断捨離や自己破壊的な活動をするかもしれません。

 

嫌ですね。もうゴールの無いメリーゴーランドには乗ってられん!って下馬したら、地面がなくてそのまま地獄に落ちていくみたいな、どっちもバッドエンドの2択。勝ちパターンがあるとしたらノアちゃんという天使が空から手を差し伸べてメリーゴーランドから救い出してくれるっていう蜘蛛の糸みたいな話なんですが、それが無いことは既に確認されてしまったので。

 

ということで、本当に今までありがとうございました。私は去ります。

今回のことは、本当に誰も悪くないし、何も恨んでいないし、ただただ寂しい決断になってしまったなぁ…と思っています。言うなれば、恋という名の癌が自分の心と魂を自己破壊してしまったというか、脚を折ってしまった馬は自分の体重を自分で支えられなくなって死ぬ、の精神バージョンというか。

そして、頼むから私がいなくなった後も、この世界にはそんなこと気にせずこれまで通り動き続けていてもらいたいです。変にショック受けたりとかしないで「あっそ、じゃあね」くらいで済ませて下さい。じゃあこんなものを世に出すなという話なんですが、そこはブロガーのロマンシング・サガなので最後の見せ場だと思って…。

 

書き終わったら「終わり」だから引き延ばそうとしてる。ダメですね。

 

さようなら。

 

インスタグラムは元々バーレスク用に作ったモノなので用無しだし、ツイッターもハッキリ言って「見てられない」と思います。

 

080/5540/4269

junpei02-sw.5148@ezweb.ne.jp

どうしても物申したいことがあるという方は、こちらへお願いします。まだ目にする可能性があるかもしれません。

 

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(終)