時は、1月26日。
バーレスクヤバイにて『legendofburlesque』が開催され、
一方、同時にバーレスク東京本店でも『ニュージェネレーションイベント』と『ayaka卒業イベント』が行われており、まさしくバーレスク東京にとって伝説の1日と呼ぶべき盛り上がりを見せていた。
しかし、彼らは六本木ではなく、秋葉原にいた。
彼ら、その名も【早稲田大学バーレスク東京ファンサークルノアちゃんだいすきチーム】は、『伝説』でも『新時代』でもなく、ノアちゃんが参加するスタジオガーネットの撮影会『Luxury Angel』に参加する道を選んでいたのだった。
そもそも、26日はバーレスク本店にて新年会を催す予定を立てていた【早大ノアちゃんチーム】(略した)だったが、26日はノアちゃんが撮影会で不在という事実が明らかになったことで計画が紛糾。そして遂に「撮影会に行かないと後悔しますよ」というむくニキの鶴の一声により、秋葉原遠征を決定する。
そして、今ここに、全員が「撮影会って何なの?」という状況の中、2台の一眼レフと1台のコンデジを手に、ノアちゃんの"美"をいざ収めに行かんと結集したのである…!
【わせノア】(もっと略した)の参加者たち
あでぃす:文責。撮影会に行こうにもカメラ自体を持っていなかったので代わりにカメラマンを招集して自分は後ろで腕組んで見守ってようと思っていたが、撮影会の5日前に競馬で3万負けた勢いで3万5千円のコンデジを買った。
むくニキ:撮影会童貞3人でノアちゃんを撮りに行くことになった元凶。偉い。一眼レフを持っている。過去にあでぃすがバーレスクに4度拉致しており、ノアちゃんカメラマンとしての経験が豊富。初バーレスクの時に熱狂でステージに上がりノアちゃんと手を繋ぎあでぃすを憤死させた実績がある。
しろくろ:「撮影会にいざ行かん!」という檄に応えて立ち上がった3人目の男。とても偉いしイケメン。一眼レフを持っている。12月30日のバーレスク忘年会でノアちゃんの動画を撮影した実績があり、聖母みのり様と写真を撮ってデレデレしていたような気もする。
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午後8時、秋葉原駅昭和通り口。定時ベルダッシュで秋葉原に飛んできたあでぃすと2人が合流し、ノアちゃんが放つオーラを頼りに『スタジオガーネット』へ向かった。
「撮影会って結局なに」
「正直怖い」
「ルールも立ち回りも何もかもわかんない」
「無理」
「どんな人がいんの」
「みんな武器みたいなカメラ持ってんでしょ。こんなコンデジじゃ一通り嘲笑されたあと殴り殺されるのでは」
「なんか暗いし怖いし全然秋葉原じゃない通りなんですけど」
「ひきかえしてぇ」
「一人じゃ無理だった」
と、口々にネガティブな発言を繰り返しながら、なんとかスタジオまで辿り着いた3人。
門をくぐるのを躊躇する3人。
エレベーターのボタンを押すのを躊躇する3人。
とかなんとかゴネつつも、結局それより他に選択肢はないので意を決してスタジオに飛び込むことにした3人。
「あ、なんか実際に入って参加してみたら、別に怖いとか分からないとか怒られたとか、もちろん臭いとかキモいとか、一切無かったですよ。撮影会、しかも下着のっていうとコミケのコスプレイヤーに群がるカメコたち、みたいなヤバい絵面みたいなのを想像してたんですけど、とても静かで規則正しく紳士的な空間でした。あー、みなさん持ってるカメラは武器、というか兵器みたいでしたけど。そこは圧倒されました」
当日の様子をあでぃすはこのように振り返る。
「うーん、そんなに難しいルールとかしきたりとか暗黙の了解とか、そういうヤツはなかったんで周りに迷惑を掛けずに済んだのは安心でしたけど、やっぱり慣れてる方々とはキャリアの差が出ましたね…。光当てるやつの調整?ポージングの指示?撮り方?角度?小物の使い方?なんかもうあらゆる要素が良く分かんないまま終わりました。あと、『こんなの一人じゃ絶対来れないわ…』なんて3人で話してたんですけど、むしろ複数人で一緒に来てたの僕らしかいませんでしたね。あと僕らみたいな若者も他にはほとんどいなかったし。浮いてたなぁ」
※なお、いくらブログに書くと言っても"撮影会会場の様子を撮影する"のは"なんか怒られそう"という事情にて自粛することとなった。そして、これは「みんなも撮影会に行こう!」という話ではないので今後もいちいちルールや仕組みを積極的には説明しない。
スタジオ到着から数分。休憩時間から戻ってきたノアちゃんが遂に姿を現した。あでぃすはその時雰囲気に飲まれ「ひえぇ~ん」とつぶやきながら虚空を見つめていたので見逃したが、むくニキに「今ノアちゃん通りましたよ」と言われて気が付いた。
『撮影スポットE』にてスタンバイをするノアちゃん。
(当日はこのようにタイムスケジュールと配置があらかじめ決められている。のが普通なのかは知りません)
開始前から長蛇の列となった"ノアちゃん列"に並ぶ『わせノア』の3人。
男たちの戦いが、始まった。
【むくニキ的5選】
本人に選んでもらいました。5億点。
【しろくろ5選】
こちらも本人に選んでもらいました。5億ポイント。
【あでぃすの10選】
(並び途中でも撮ってもいいというルールでした。目線はもらえないけど)
文責特権で10枚載せちゃう。
撮影は、1人一回45秒。時間が来たら次に待つ同志に場所を譲り、後ろに並び直す。これが延々と続く。男たちは45秒で一つの宇宙を作り上げなければならない。
先ほどの表のように、同時に撮影時間に入っているモデルは6~8人。彼らが到着した午後8時台には20~30人ほどのカメラマンたちが滞在していたが、現実は厳しい。長蛇の列が出来ているモデルもいれば、"無"の状態で佇むしかないモデルもいる。狭い空間の中で可視化される人気。
幸いにも、ノアちゃんは常に長蛇の列が出来ている状態だった。かわいい人間国宝。宗教団体かわいい教のご神体。あでぃすはこの光景を見て「世界がノアちゃんを認めてるの普通に嬉しい」との感想を漏らしたという。
しかし、人気がある=1周に掛かる時間が長い=1人当たりの撮影回数が少なくなるということ。無駄にしていい時間などないのだ。
【あでぃすのももちゃん】
バーレスク東京 もも🍑 (@momo_burlesque) | Twitter
そんな中、あでぃすはノアちゃんの撮影チャンスを1周分削って同じくバーレスク東京から参加していたももちゃんの写真を撮っていた。ももちゃんもかわいいし、ももちゃんの写真を撮ることは「無駄な時間ではない」ということらしい。
ちなみに、ももちゃんは撮影会を終えた後でバーレスクに移動し、『ニュージェネレーションイベント』の主役を張っている。すごくてかわいくてすごい。
ノアちゃんの出番は20:20~21:00の40分間。並ぶ→撮る→並ぶ→撮るを繰り返すだけの、疾風怒濤の時間が終わった。
のあ型ウイルス、想像したらかわいさに満ちていた。のあ型肺炎なら死ねる
そして、休憩時間にチェキを撮るあでぃす。完璧に目をつぶっている。
料金は1時間4000円、その後延長30分ごとに+2000円。(チェキは1枚1000円。)このことを調べていた彼らは「ノアちゃんが出てくる時間に合わせて20:20からの1時間にしよう」と決めていたのだった。
しかし、ここで重大な問題が…発生した。
実は、今回あでぃすはノアちゃんの写真を撮ることともう一つ、重要なミッションを抱えていたのだった。
『MANさんに会う』
めっちゃ可愛いな。#秘蔵っ子 #アディスさんさすが #六本木本店ヤバイgスタの3本立て https://t.co/bEIE7MENYw
— MAN@バーレスク東京プロ (@mcman_burlesque) 2020年1月25日
初の外部イベント参戦。あでぃすはどうしてもこの機会にMANさんに挨拶をしておきたかったのだ。
「バーレスク東京の外部イベントで引率というか現場監督というか送迎というか打ち上げで女の子に焼肉を振舞ったりしてる方」ことMANさん。面識がないのに #アディスさんさすが というタグを先手で投げ込んできたMANさん。こちらとしても、このブログを好意的に読んで頂いていることは風の噂で知っていたので、あでぃすは「今回こそがチャンスや!」と、密かに意気込んでいたそうだ。
「バーレスクのことを本当に知りたかったらMANさんのインスタのストーリーを追っていればいい」とは、あまりにも有名な格言である。今作った。
しかし、到着から密かに会場をチェックし続けるも、姿が見えない。そして、撮影時間中にノアちゃんと話していたところ、「MANさんは終了間際に迎えにくる」という事実が判明する。元々の撤収予定だった21時20分が近付くが、MANさんに会うという目的は達されぬままだった…。
「じゃあ打ち上げに行きますか」
「いや、待って」
「もうノアちゃんは十分撮ったじゃないですか。延長料金かかりますよ」
「いや…うーん…でも…実は会いたい人が…」
「他に撮りたい子がいるんですか?」
「いや、引率の焼肉のおじさん…」
「誰?」
「誰?」
…ここで彼らは重大な決断をした。むくニキとしろくろは予定通り1時間で退出して打ち上げ会場に向かい、あでぃすが1人でMANさんが来るまで待機することにしたのだ。
しかし、これにはもう一つメリットがある。ノアちゃんは休憩を挟んで21:35~22:00にも登場する。つまり、最後まで待っていれば延長料金4000円と引き換えに、ノアちゃんをもうワンセット撮れるのだ。
1人になったあでぃす。途端に不安が押し寄せる。立ち回りが分からない。控室に引っ込んだりトイレに入ったりと明らかに挙動不審になっている。
【あでぃすのROSEさん】
ROSE@バーレスクヤバイ (@rose_burlesque) | Twitter
撮影会会場にいるのに写真を撮らずに立ち尽くしていると『ザ・無』だということに気付いたあでぃすは、バーレスクヤバイのROSEさんの写真を撮ることにした。この日は総勢12人のモデルがいたが、結局あでぃすが撮影したのはバーレスクの3人だけであった。
「今回でご縁もできたし、ヤバイにも近々行きたいですね。ユリちゃんもいるし」
こういうことを書くと後に引けなくなる。
21時35分。まだMANさんの姿は見えない。ノアちゃんのラストステージが始まる。
【あでぃすの10選 後半】
おへそ
これすき
後半強すぎた
休憩を挟むと撮影ポイントとコスチュームが変わる。あまりのエッチさに動転しながら、何とか1回目の45秒間を終えるあでぃす。
そして、2周目に並ぶ前にエントランスに戻ると…そこにMANさんがいたのだった。
「これ、事実上MANさんに挨拶するために4000円追加で課金したようなものですからね。結果的に攻めっ攻めのノアちゃんを撮れたので令和2年大正解課金ランキング暫定2位だったんですけど。それにしても、遂にMANさんに会えたのも嬉しかったんですけど、このブログ褒められ過ぎて恐縮しちゃいました。そんなことない実際。結局その後ほぼ一緒にいて色々お話しさせてもらったし、とても良い方だったし、なんなら二人でノアちゃんの列に並びに行って、MANさんがポージング指示して僕が写真撮るっていう謎ムーブもかましましたからね。なんだったんでしょうもうコレ。本当に何もかもありがとうございました。あ、そういえば一緒に写真撮りたかったんですけど、"撮影会の会場でおっさん二人が自撮りしてる"って光景は流石にヤバいと思ったので言い出せませんでした」
あ、そういえば。
MANさん、なんか今日(1月19日)が誕生日なんですって!!!
なんてタイミング!!!!
おめでとうございます!!!!!
…結局、時間一杯まで会場に残る形となったあでぃす。
閉会式まで見届け、
2枚目のチェキも撮ったのだった。目を閉じないことだけに意識を全集中していたらしい。
こうして、初めての撮影会は幕を閉じた。後半は何やら違う話題が中心になっていたような気がするが、もう知らない。打ち上げは「4000円という値段を見て行く気が失せました」と言いながら、打ち上げのためだけに秋葉原まで来てくれた【わせノア】の構成員某も合流し、『さま田』で執り行なったそうだ。
撮影会という壁を越えた彼ら。その達成感が乗り移ったのか、心なしかエビの表情も良い。【わせノア】のノアちゃん好き好き活動は、これからも続いていくことだろう…!
…。
………。
「写真を貼るだけじゃつまらないかなぁと思ってドキュメンタリーっぽい文章を挟んでみたら面倒なことになりました」
※本記事に登場する団体及び個人名はフィクションということにさせてもらっていいですか
※本記事内の日本語は全て写真の仕切り板のようなものとして読み飛ばして良かったんですよ
以下、おまけだよ
【むくニキ的5選からは漏れたけどあでぃすが選んだ追加5点】
むくニキからは全部で70枚送られてきてました。
メッチャ野球やらせてて草。そうそう、こういう個性が欲しかったんだよ。
この観葉植物くん、存在を意識してなかった。
【しろくろ5選からは漏れたけどあでぃすが選んだ追加5点】
しろくろからは全部で80枚送られてきてました。
おしり
しろくろのは表情の多彩さが強みでしたね。
【あでぃすのおまけ】
翌日、ヨドバシでプリントするテストをしてみて、それをバーレスクでノアちゃんに渡して書き込みしてもらいました。
家宝にします。額縁買いに行こ…。