こんにちは。
人間って、『生』へのモチベーションが上がったり下がったり揺れ動くのが欠点ですよね。もちろんバランスは取りたいんですけど、すぐ左右の重みが変わるし、滑車の回転方向は逆になるし、土台は崩れるし、雨は降ってくるし、クソガキが奇声を上げながら飛び込んでくるし、なかなか難しい。
さて、あなたはこの文字列を読んで、どのような情景、もしくはどのような装置を想像しましたか?心に浮かんだそのモノこそが、3年後の今日、あなたが最も大切にしている人が「変なの見つけたんだけど!」と新宿の伊勢丹で買ってくるオブジェです。良かったですね。さようなら。
頭を空っぽにしてキーボードを叩いてみたらこんなことになりました。暇を持て余し過ぎている。
①鴻上尚史
皆様ご存知デイリーポータルZの人気コーナーとして皆様の6割はご存知『ここはどこでしょう?』の11期目第45回が始まったんですが、そんなことはそれなりにどうでもよくて、そこで「鴻上尚史さんが特別ゲストとしていらっしゃいました!いえーい!すごーい!」ってはしゃいでたんですよ。
誰?
これは私が文化という漢字すら満足に書けない異境の低能であることに大元の責任があるのですが、とにかく知らない。ご存知じゃない。ご存知じゃないので「あの!鴻上尚史さんが!」とテンションをお上げになられている様子をただ無音で微笑みながら見送ることしかできない。
でも、人類は知らないことを知ろうとすることで常に一歩を踏み出してきたという都市伝説があるので、私は現代社会が生んだ知のモンスター『ウィキペディア』で調べてみることにしたのです。多分私以外の人類の97.8%はご存知だと思うし、それなら知のモンスターがその単語を囲っていないはずはないので。
日本の劇作家、演出家…。日本劇作家協会会長…。すごい。いや、待って。劇作家ってそもそも何か分からないし、そもそも何か分からないものの協会の会長と言われましても、その凄みを理解することは出来るのか?肩書を見て脊髄反射で「すごい」とか言うヤツに日本は救えるのか?救わなくていい?じゃあ別にいいけどさ…。
はい、在学中に演劇研究会に、劇団を結成して、はい、旗揚げ公演が、ええ、ベケット作『ゴドーを待ちながら』と、え?ゴドーを待ちながら?なんかそれ知ってる気がする。なんだっけ。どっかでなんか…。…。(鴻上尚史への興味が減退し、ゴドーを待ちながらのページに遷移するという光景をご想像下さい)…。…。不条理演劇の代表作?あらすじ…。いや、知らんな…。説明…。いや、知らんな…。評価…。いや、知らんな…。日本での上演…。いや、知らんな…。知らん。知らん。知らんけど面白そうではある。でも知らん。うーんなんだったんだあの直感は…。あ。
ラーメンズが第15回公演『ALICE』の中で「後藤を待ちながら」というこの劇の構成をパロディ化したコントを披露している。
これだ。
という経緯を経てYoutubeでラーメンズのコントを延々と見ていたら1日が終わりました。帝王閣ホテル。
②『Burlesque』と『翔んで埼玉』
みんな大好きと高幡不動で噂の、みんな行きたいと聖蹟桜ヶ丘で話題の、バーレスク東京というなんかやべーとこがあるじゃないですか。東京のあの辺りに。そのバーレスク東京ってのは、『バーレスク』って映画のイメージが元になってるらしいですよ。なので、観ました。気付いただけで2曲ほどバーレスク東京でも聴いたことがある曲が流れてましたね。そして、クリスティーナ・アギレラかわいい~。
『翔んで埼玉』が2月8日に地上波初放送らしいですね。なんで知ってるかというと、そんなツイートがバーレスク東京関係者から大量に流れてきたからです。「バーレスク東京がロケに使われて冒頭で割とガチに登場する『翔んで埼玉』をお見逃しなく!」って感じで。そんなこと言われたらリアルタイムでは全くムーブメントに乗ろうとしなかった私とて、観たくなっちゃいますよね。でも、2月8日ってどう見ても土曜日だし、21時からってどう考えても間に合わないんですよね。はぁ~あ。レンタルしました。
作品全体は普通に「面白かった」ということで済ませますが、出てましたね。確かにバーレスク東京が。私がノアちゃんに渡してるチップも「谷保臭っ!せっかく六本木で輝いてるのに都会指数下がるっつーの!」って後で捨てられてるのかな。泣ける。
③『迷い子の催眠~ヒプノマルチレイプ~』を聴きました
ヒプノマルチレイプシリーズで全世界を席捲するエロトランスさんの冬コミ新作です。このブログを読んでいる方なら9割9分は知っているし、8割8分はいずれかの作品を聴いたことがあると思うんですが、いかがでしょうか。
前回が『地獄級』だったので、それと比べれば遥かにマイルドで平和的だったのですが、『迷い子』はそもそも攻め方が違くて。瞬発力より持続力という形だったんですね。
『ヒプノマルチレイプ(特に地獄級)』が
ドーン!ドーン!ドーン!ドーン!ドーン!ドーン!ご臨終
だとすると、
『迷い子の催眠』は
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドおしまい
てな感じです。
あと、催眠の掛かり方というか、自由の奪われ方が優しめなので、初心者でも取り組みやすい…いや、待って。催眠音声の初心者って何?じゃあ俺は何?中級者?導かれし者?あっ。ああっ。うぐっ…ももももももももも
みたいな茶番は置いといて、今週の日本語でした。さようなr🅰。