九州旅行3日目。中洲スタート→福岡空港5時45分離陸。
この日は「せかせか帰京して水曜に出社したくねぇ…」というだけの理由で水曜まで休みにして博多で目覚めた、というだけの『おまけの一日』であり、なーんの予定も無かったので、現地入りした時点では「夕方まで海の中道辺りで時間を潰そう。野郎三人で」と思っていた。
が、同行の民の提案で事態は急転する。
「糸島にカキ小屋、あるらしいっすよ」
説明するのが面倒なので興味がある方は『糸島 カキ小屋』でググればいいじゃん。
僕は親切の擬人化として知られているのでリンクを貼ります。偉い。
まあ、こんな感じにこんな感じのカキ小屋がこんな感じなので、急げ。3月までだ。
…ということで、「男三人だったら水族館よりカキ小屋だよな…」ということで、九州入り後に急遽方針転換。風で横転しそうな筑肥線に乗って、福吉漁港に行くことになったのだ。
来た。
ちなみに、糸島にはカキ小屋が建てられる漁港が6つある。福吉・加布里・深江・船越・岐志・野北。
なぜ、その中から福吉漁港を選んだか?
『駅から徒歩で行けるから』だよ。重要。それ重要。あとの漁港は駅から2時間に1本のバスを待つとか、マイカーが必要になってくるとか、そんな場所にあるんで。
で、
歩いて、
着いた。
雨降ってたから写真は無い。なんかレアアイテムが安置されてそうな高台の祠があった。
たまたまなんだけど、『かきの阿部』という運命的なカキ小屋があったので、『かきの阿部』に行くことにした。阿部なので。
全く関係ないんだけど、わし、常日頃から後頭部が禿げてるんじゃないかという疑心暗鬼に駆られてまして、この写真撮ってもらって黒々としてることを確認したので安心した。
どこ見てんだ。
スタートだぞ!!!!!!!!
キロ1000円のカキを2キロ買ったら想像以上に山盛りで「え…何これ…わんこ牡蠣…!?」ってなったぞ。
炭火だ!!!!!!
焼いてる。
持ち込み自由という神の采配に従い、途中のコンビニで酒とソーセージとおにぎりを仕入れてきたんだよ。
築城。牡蠣の城を建てる。橘高のギターはお城を建てると言われたが、福吉の牡蠣だってお城を建てられるんだよ。
サザエも焼くよね。つぼやくよね。右のは何だっけヒオウギ貝とかそんなんだったな。パカパカしててたのしかった。パカパカしてるだけの動画を撮った。上げないけど。
畢竟です。令和の合肥新城とはまさに此れ。人生とはこうあるべきなんですよ。
あんまりこの写真じゃ伝わらないんですけど、「これを3人で1食で食い尽くしたの…?」とドン引きするくらいの貝殻が集積されてるんやで。
カキ小屋出たら、5秒で海。
楽しくなり過ぎて「アッサァァァヒィィィ!!!!スーゥゥゥパーァァァドッルァァァァァァァィィィィィイイイイ!!!!!!」って叫んでた。外は豪雨だった。すぐ逃げ帰った。
後始末・えら男です。
うん。
最高でしたね。
うん。
東京に帰ってから。
うん。
当たりましたけどね。
うん。
ノロウイルスね。
うん。
これまでの人生、カキを食べるたびに「カキに当たって死ぬのが人生の理想の終わり方だから」って豪語してたけど。
地獄よ。
地獄。
いっそ殺してくれって思いました。
多分ね、
生ガキよりも、
焼く用のカキを素人の慢心で加熱不足で食う方が相当危険。
食あたりには気を付けよう!