あでぃすでぃす

一つ文章を書くたびに寿命と社会的評価が削れていくおブログです。

2/4 dancyu!とエイシンフラッシュ

【日記】

ちゃんとお布団で寝たのでちゃんと起きる。特筆すべきこともなく在宅でやんわり労働をして、3時過ぎに労働の隙を縫って府中駅前へ。今日は『dancyu』3月号、すなわち毎年恒例の日本酒特集号の発売日なのだ!

f:id:addis:20220204225211j:plain

…知ったような口を聞いたけど、去年のdancyu3月号を吉祥寺の日本酒バーで「これでも読んどけ雑魚ド素人が」ってプレゼントしてもらってdancyuのことは知りました。すみません一生初心者として生きていきます。

f:id:addis:20220204225220j:plain

労働の隙を縫って府中まで行って油を売ってしまったので、帰宅後はややタイト。タイトなジーンズに諸々の労働を詰め込む。時間が取れたら谷保の日本酒バーに行~こうっと!と考えていたが、労働が終わったのは20時半。目下時短で21時閉店。クソが。いや、労働時間中に街に繰り出して本屋を徘徊してラーメンを食べて帰ったのが悪い。ということで仕方がないのでMリーグ見ながらフィットボクシングやりながらオリンピックの開会式を眺める三窓システムで22時半まで過ごして、これ書いて更新したら風呂入って寝ます。

 

【エイシンフラッシュと二十歳周辺の私】

ウマ娘プリティーダービー!の話になるが、バレンタインのエイシンフラッシュを引いた。引いたとは言うが、チケットと無償のニンジンを駆使して200連まで到達することで引き換えたので、幸運によって引き当てたのではない。ていうか、200連して★3はバレンタインブルボン×1と普通のマックイーン×1の計2回しか出なかったので、究極的に不運サイドだったと言っても過言でもない。引退勧告かよ。

それはともかくエイシンフラッシュというウマ娘…の原作であるエイシンフラッシュという競走馬は、私にとっては、ウマ娘化している競走馬の中ならばカレンチャンに次いで縁が深い馬であるような気がしている。カレンチャンとエイシンフラッシュって同い年だし。まさしくその辺り、西暦で示せば2009年から2012年の周辺が人生で最も馬に真面目に向き合っていた時期なのだろう。今は飽きてるし枯れてるしウマジョと同等の向き合い方しかしてないぴょん。

さて、エイシンフラッシュ、カレンチャンと同じ2007年生の競走馬に、テイラーバートンという最強馬がいた。ちなみに、私の中で日本競馬における歴代最強馬ランキングは1位ビワハヤヒデ、2位オルフェーヴル、3位テイラーバートン、4位クロフネ、5位ブラックシェルとなっている。異論は認められない。そして、テイラーバートンをグランアレグリアにできなかった角居勝彦を私は未だに許していない。

テイラーバートンのことを語ると10分で75万字くらい書けてしまうので今回はここらで自粛するが、私がエイシンフラッシュの存在を意識したのはまさにそのテイラーバートンとエイシンフラッシュが対決した2009年の萩S。駿台御茶ノ水校の東大なんちゃらクラスに通う浪人生だった私はテイラーバートンの単勝を買うためにウインズ水道橋にいた。2頭まとめてコスモファントムとかいう福島の500万下を一生走ってそうな知らん馬に負けた。いや、コスモファントムもその後しっかり出世したので2009年の萩Sは競馬史に残る出世レースだった訳だが。とにかく2頭の2馬身半ほど前で1位入線したよく知らん馬はともかく、最強の権化テイラーバートンと2着争いを繰り広げたエイシンフラッシュのことを私はちょっと評価したのだった。

3か月後の京成杯。私はエイシンフラッシュの重賞初勝利を電気通信大学、略して電通大の講堂にて、ガラケーのワンセグで眺めていた。その日はセンター試験の当日だったのだ。確か莉嘉の、莉嘉、じゃなくて理科。りかで変換して理科より先に莉嘉が出てくるこのパソコン、キモヲタか?…じゃなくて。理科の時間で、私は地学を選択していて、なんか京成杯の時間がちょうど物理とか化学とかの時間で、ちょうど講堂で待機していたのだ。エイシンとアドマイヤと東サラとキャロットと青芝商事が上位人気でカラフルだったことを覚えている。試験の中休みにワンセグで競馬観るなって感じだが、ハッキリ言って浪人の年のセンター試験、舐め切ってました。結局地学97点だったし。

そのセンター試験の力を100%借りて、早稲田大学に受験に行かずに早稲田大学の法学部に無事入学した(御茶ノ水と水道橋の往復に勤しんでいたので東大は落ちた)私は、ほいきたとばかり競馬サークルに入り、大学1年生の皐月賞を中山競馬場のナッキーボックスで観た。そして、エイシンフラッシュに馬券を破壊された。◎ヒルノダムール。馬券はヒルノの単勝とヒルノ1頭軸3連複流し相手5頭。2010年当時の常識からすると、京成杯以来のエイシンフラッシュなんて入るわけない。勝ったのヴィクトワールピサなのに3連複万券なの…?コロス…!

そして、大学1年生の日本ダービーをやはり競馬サークルの力で現地観戦することになった私は、◎ペルーサというカス予想はこの際どうでもいいが、エイシンフラッシュとローズキングダムの叩き合いを「???????????????」という心持ちで見送った。意味わかんない。確かその後の目黒記念はアルナスラインかモンテクリスエスを買って、イケドラゴンwwwwwwwwwwwwww負けた。

大事な大事な大学1年生の春クラシック二冠をブチ壊された経験を経て、エイシンフラッシュは仇敵となる。が、2010年のダービーは史上最低のクソレースと主張し続けた結果、思考が一回転して「エイシンフラッシュの本質は小回り非根幹で一瞬の脚を使う名脇役」という真理に至る。この理論が結実したのが2011年の有馬記念であった。

◎オルフェーヴル○エイシンフラッシュ。正確には『オルフェーヴルは1着確定なので、それ以外を予想すればよくて◎エイシンフラッシュ』という結論。12,000円が234,780円になった。バイトの月収が5万円だった大学2年生には身に余る大金であった。

嘘じゃないんだ。

有馬イマジネーター | 根多で買って何が悪い-blog ver.

有馬記念 通常モード | 根多で買って何が悪い-blog ver.

ここに2011年のあでぃす君がいる。最優秀を受賞してる。

f:id:addis:20220204015335j:plain

はあ、これもう11年前なのか。今でも私の競馬の土台には柏手重宝氏とグラサン師匠、『根多で買って何が悪い』がいる。もう競馬王なんて年イチのPOG本しか買ってないけど。それでも魂が残っている。本質。五代父。

ということでエイシンフラッシュと歴史的和解を果たした私は、エイシンフラッシュが小回りマイスターという真理に従い、翌年の天皇賞・秋では5秒で消しのジャッジを下し、またも◎フェノーメノからの馬券を破壊されてブチ切れた。この時はエイシンフラッシュにではなく、カス逃げからの直線イン開けでエイシンフラッシュのヴィクトリーロードをアシストしたシルポートと小牧にブチ切れた。実際エイシンフラッシュって東京[3-0-1-6]の低打率で、勝った3戦は全て異常なペースもしくは異常な馬場によって32秒台レベルの上がりが出てたんだよね。おかしいよ。

 

おまけのコーナーにしては長くなりました。ところでこれは蛇足ですが…土曜東京5R…ダービーでおなじみ東京芝2400mの未勝利戦に…エイシンフラッシュ産駒の関西馬が…ワイドカイザー…鞍上がミルコ…新馬戦の負けは重馬場が原因…そして見栄えだけはSランクのダノンギャラクシーが人気吸う…これは…

 

 

 

きょうのみなち

f:id:addis:20220204225149j:plain

 

本日の体重

f:id:addis:20220204225137j:plain

58.1kg(+0.7kg)

 

トゥディズフィットボクシング

f:id:addis:20220204225200j:plain