京都の左の方、嵐山の辺りにある梅宮大社に行ってきました。完全に"梅宮神社"って彫ってありますが、境内の看板とか、ＨＰとか、冊子とかは大体"梅宮大社"だったので梅宮大社なんだと思います。
おそらく同じ京都の寺社でも、平等院とか清水寺とか金閣とか銀閣に比べたら知名度は１００分の１くらいだと思うんですが、この梅宮大社は「日本第一酒造の祖神、子授け・安産の神」にして、
コノハナサクヤヒメを祀っている神社なんですね。
この日は、桜花賞に出走するレッドサクヤのために阪神競馬場に突撃した翌日の４月９日。桜花賞は７着…よく頑張った…！神様ありがとう…！でも、トーセンブレスからハナ＋ハナ＋ハナで７着っていうのは…私の信心が足りなかったからかもしれない…ごめんなさい…私のせいで…オークスは…オークスは何卒…！という気持ちで、梅宮大社にはせ参じました。
まあ実のところ、もしもレッドサクヤが桜花賞で３着以内に入ったら月曜は豪遊しようと思って予定を空けていたんですけど、残念ながらレッドサクヤの応援馬券(単２複３)は単なる記念品(貨幣価値ゼロ)となってしまったため、予定とお金はないけど時間は無限にあるマンになったから来ました。
え、お前この間藤原の聖地巡礼とか言って京都行ってたじゃんって？何でその時に行かなかったのかって？嵐山は方向が違うから面倒だってスルーしたんじゃないか？聖地巡礼だ必勝祈願だって騒いだくせに、そうやって中途半端だからハナ差に負けて７着なんて中途半端な結果になったんじゃないかって？
いや、違うんですよ。コノハナサクヤヒメが桜の女神として祀られているのは
「このレースにピッタリの桜の女神の名を持つレッドサクヤ。勝って勝利のサクラサク」
と民放の本場馬入場でも紹介された通り、一般的な解釈なのですが、(余談ですけど、「桜花賞 本場馬入場」で検索すると、レッドサクヤが人身事故を起こした動画がいっぱい上がってます。てへ。)
この梅宮大社は、コノハナサクヤヒメを「梅の女神」と見なしているんですね。
…いや、桜花賞の前にコノハナサクヤヒメを梅の女神として祀っている神社へ祈願に行くのは違くない？勝ちたいのは白梅賞とか紅梅Ｓとか梅花賞じゃなくて、桜花賞なんですよ…。なのでちょっと…。
ということで、敢えて、敢えてね。桜花賞が終わるのを待って、オークスの祈願としてお参りすることにしたんです！！！断じて京都駅から遠くて面倒くさかったとかじゃないんです！！！！！
えー、存在しない非難に対する、どこにも向いていない弁明を済ませたところで、入場します。
[梅宮]
梅宮辰夫の家かな？
なんか猫のでっかい絵馬がある。酒と安産の神社じゃなかった？
本物もいた。首輪してるし野良じゃないな…？
これは…明らかに…神社で飼ってますね…しかもいっぱい…！
と、当日もこれを見たところで気付きました。そういえば、梅宮大社のことを調べたときにこんな記事読んだわって。
なんと、梅宮大社は「酒の神社」かつ「コノハナサクヤヒメが祭神」かつ「猫神社」だったのです。なんだそれ。私の好きなもので数え役満になっとるやん。ちょっと気分いい日の夢で見るやつ？
ということで、ここからはにゃんこ写真集をお送りします。
賽銭妨害にゃんこ
くろにゃん
バックヤードに逃げにゃん
この色合いのにゃんこ好き。何かのアニメか映画にいなかったっけ？このにゃんこ
私がいた時間、ずっとこの子供が大量のにゃんこに大興奮でひたすらに戯れ倒してて、この世の平和とはまさにコレだ…！と感動してました。ちな、この子はにゃんこたちを「ねこちゃん！」って呼んでました。平和な報告です。
狛犬的な並び
このこずーーーーーっと目つき悪かったんだけど。「猫に釣られて来るヤツらマジうぜぇ」みたいな顔してる。でも喉は撫でさせてくれた。この写真ちょっと口角上がっててドヤ顔感もあるね。
酒神社要素。
ちなみに、桂川を挟んで西側に「松尾大社」って神社もあって(そっちの方が駅名にもなってるし有名)、そこの方がレベルの高い酒の神社でした。
ベストショット、「本殿と黒猫」です。
ということで、コノハナサクヤヒメという文字列に引き寄せられてお参りに来たらにゃんこ祭りが巻き起こった梅宮大社でしたが、
550円払うと、神社の裏手にある、面積的には境内を凌駕している「神苑」に入場できるんですよ。この地図、三国無双のマップみたいじゃない？東門～咲耶池辺りを主戦場にしつつ、左上を回って本殿に奇襲掛けるステージでしょ。
ということでぇ～～～～、
550円をケチったので神苑のレポートはありません。にゃんこで満足しちゃった。
さよう奈良県。(京都府右京区)
