城、楓、酒。愉快な愉快な和歌山再訪。
…だけでは時間が余り倒してしまったので、和歌山旅行の後半は御坊に行きました。和歌山から特急くろしおで40分ほど南へ。オーシャンビュー!だったかは、車内で飲酒しながらずっとデレステとシャニマスをしてたので特に覚えてません。
いま、9割5分の方は「御坊ってどこ?」と思ったのではないでしょうか。そもそも、御坊の読み方すら分からず脳内で適当に再生したんではないでしょうか。かくいう私も、しばらく"おぼう"で変換して調べてました。
ご ぼ う です。
先に申し上げておくと読み方を知った7秒後に「御坊でゴボウを食べる」というネタを思い付いて13秒でボツにしました。
(wikipediaさんいつもありがとう)
ここです。いや、どこだよって感じですね。
何故、御坊か。
理由は、ほとんど全くありません。マジで。
和歌山を14時くらいに出て、適当に南下して知らない街に行って、適度な時間観光という名のお散歩をして、特急で天王寺に20時前に戻るとすると、時間的にちょうどいい場所はどこか?
…で、たまたま選ばれたのが御坊駅でした。以上です。桃鉄のサイコロでたまたま和歌山から2が出たから御坊に止まった、その程度のレベルです。
で、御坊…。御坊…?ゴボウは食べない…。御坊…。とひとしきり悩んだ末、海を見に行くことにしました。晩秋の海、一人旅っぽいので。
それで御坊の見どころを調べてたら、紀州鉄道という「日本一短い鉄道」というのを謳い文句にしている鉄道があるらしいと知ったので、乗ることにしました。海の方行けるし。
乗り場なくない?って迷ってたらJR御坊駅の構内に『0番線』があった。
一両。
風情。
風・アンド情。
乗り鉄の極みな人はこんなのまで全部乗るんですかね。
全行程が8分。これが1時間に1往復するらしい。
…これ、いる?
私が乗った便は、お客さんが他に2人しかいませんでした。
なんだこれは…と思ってる間に終点の西御坊に着きました。ホームせまっ。
西御坊駅の待合室はもはや郷土資料館でした。
ということで、想像以上に空虚だったんですが、西御坊に降り立った私は海を目指すことにしたのだった。
次回、海に行くよ。