こんばんは。これまでの人生においてメイドカフェ及びそれに類する店舗に行ったことのない東京都は国立の一般市民、あでぃすと申します。先日、人生初めてのメイドカフェに行ってきました。
名古屋の大須で。
<<なんでだよ>>
このたび、某所にて行われる『大人のメイドカフェ』というイベントに行くことになったんですよ。ちょっとその内容というか詳細に関してはこの記事では伏せさせて頂きたいんですけど、もう、とにかく楽しみでね。会場は滋賀県だし、参加費は7万3千円だし、交通費等の諸経費も含めたら10万オーバーだし、これは悔いを残さぬために全力で頑張る(意味深)しかないぞ!って…
…テンションを上げていたところで気付いたんですけど、私、普通のメイドカフェに行ったことないんだ。
果たして、いいのだろうか、それで。『普通のメイドカフェ』とは何かを知らない状態で『大人のメイドカフェ』に行って、果たして真の意味で『大人のメイドカフェ』を堪能できるのだろうか?
例えるなら、『ガラスの仮面』を知らないのに『ガラスの仮面ですが』を見るようなものでは?『三国無双』も『戦国無双』もやったことないのに『無双OROCHI』をやるようなものでは?マジでヤフーを知らない人がナイツの漫才を見るようなものでは?"本編"を見たことないくせに"語録"を使うようなヤツなのでは?
…この例え、別にどれも大丈夫そうですね。世の中、元ネタなんて知らなくても大体何とかなるんでしょうか。
いやいや、とにかく、決めました。この機会を逃すわけにはいかぬ、と。今回スルーしたら、メイドカフェに行こうという気分には一生ならないぞ、と。ていうか今後の人生でそういう話題が出たとき「え~メイドカフェは行ったことないなぁ~。あっでも"大人の"メイドカフェには行ったことあるけどね~」みたいなことをのたまうヤバい人になってしまう。それを避けるためにも、このチャンスに行くしかない。普通のメイドカフェに。
ということで名古屋の大須に行ってきました。
<<なんで名古屋なんだよ>>
10月30日の昼に滋賀県で『大人のメイドカフェ』。それまでに時間が取れるのは前日の29日しかない。つまり29日にメイドカフェに行くしかない。一方で、30日に直接東京から滋賀に行くのはちょっと時間的にタイト。なので、29日に秋葉原でメイドカフェに行って、30日に移動というのは却下。29日のうちに、京都に近付きつつメイドカフェに行くには…名古屋の大須!
名古屋って、ナゴドにヤクルト戦を観に行くし、転勤で名古屋に住んでる友人がいて、その絡みで今池の素敵な日本酒バーを紹介してもらったりで、たまには行くんですよね。ていうか今回も夜はその日本酒バーに寄りたいなぁという気持ちもあって名古屋に。
大須って、"東海の秋葉原"とか"中部地方のオタク街"とか呼ばれていてメイドカフェの数も日本で秋葉原に次ぐくらいの規模なんですって。まあこれも今池の日本酒バーで教えてもらったんですけど。
1回だけ軽く散歩したことあるけど、確かに呼び込みしてるメイドさん見かけたし、メイドカフェデビューの場としては不足無しでしょう…!いざ!
<<来ました>>
ということで、大須です。
いや、大須なんですけど…。
あのさぁ…。
全然気乗りがしません。
いやだってさ…。
なんで一人で知らない土地でメイドカフェに入らないといけないんじゃ!!!
普通に書いちゃうけど、上の段落までの文章は行く前にあらかじめこさえてたヤツだから。な~~~にが「人生初めてのメイドカフェに行ってきました」じゃ。どの口が「この機会を逃すわけにはいかぬ」とか言っとるんじゃ。「いざ!」じゃねぇんだよ!未来の自分に無理難題を押し付けるな!アホが!
…天性の人見知りと引っ込み思案とコミュ障をこじらせたことで、大須に着くなりこんな気分になってしまったものの、その一方で大須にあるメイドカフェの場所はほぼリサーチ済み。しかも、大須のメイドカフェ巡り用に7時間もの時間を用意してしまっている。メイドカフェを断念すると、新番組『お散歩!大須で7時間』が始まってしまう。
それもちょっとキツいよな~どうしようかな~分かった、行くから心の準備を整えさせてくれ!普通に大須を巡って、精神的に慣れてきたら行くから!ね!なぁ!と心の中の自分会議で決議し、とりあえず事前に調べてきた情報も頼りに普通に大須を歩くことに。
…しばらく"慣らし"のためのお散歩の時間が続きます。その様を写真でお楽しみ下さい。
"大須 メイドカフェ"でググると2番目に出てくる『メイリーフ』です。月曜定休。しかも、「10月25日~31日はハロウィンイベント開催!」って書いてあったのに29日の月曜日は普通に定休。ずっと月曜定休に気付かず行きたい有力候補にしてたので残念。
夕方からの営業なので目の前を通っただけで終わった『あにめろでぃ』です。こういうデカい看板があると「そういう街なんだな!」って思いますよね。
賑わってるアーケード街から完全に外れた裏路地にポツンとあるんですけどね。何故。
メイドカフェに入る勇気が全く出ないまま普通に大須観音にお参りしてしまった人。
大須観音の境内ではハトが地表を埋め尽くしてて、そこで外国人観光客の方々が大いにはしゃいでたんですけど、確かに、日本人はこの状況に慣れすぎ。野生の鳥類たるハトが人が生活する場所で平然と群れに群れてるという異常さを見つめ直した方がいいんじゃないか。そんなことを外国人観光客の方々のリアクションを見て思いました。
何語か分かんなかったけど「鳥wwwwwwwwめちゃくちゃいるwwwwwwwwwヤバいwwwwwwwwwwwwwマジウケるwwwwwwwwwwww」くらいのテンションで大騒ぎしてました。あとエサをバラ撒いて楽しんでました。
大須301ビルの3階にはメイドカフェがいっぱいあると調べて来ました。まあ結局どこにも入らなかったんですけど。夕方から営業の店も多くてほとんど開いてなかったし。
ゲームの世界=「仮想空間」内の基地をイメージしたコンセプトカフェ◤メメントモリ◢です。
とのことです(ツイッターアカウントの説明より)。案内板にこんな店なかったんですけど、どうやら入れ替わりが激しくて更新が追いついていないようですね。
メメントモリという単語の意味が分からなかったので、「森をイメージしてるから緑の壁なのか~」って思いました。(全然違った)
『らびあっと』です。うさみみメイドじゃ。うさみんじゃ。
…ワンオペ?そんなことが…。厳しいのか…?なんか色々と…。
左がマーメイドカフェの『Abyss la portee』で、右が大須のメイドカフェの中でも有名らしい『萌えりぃ』です。
"ザ"って感じがしますね。萌えりぃだけは営業中だったんですが、まだ心の準備が出来ていなかったのと、中を覗いたらお客さんもメイドさんも一人しかいなくて、足を踏み入れたら全員が損しそうな気配がしたので「絶対こんなん入れないって!」という気持ちになり逃げました。
『めいどたいむ』の下に猫カフェの看板が…。もう良くない?猫カフェでよくない?別に、誰かのためにやってるわけじゃないし、行きたくないのに無理することないって!猫カフェとか、他にも時間を使えるところは色々あるって!
猫カフェに行ってみたら看板と店名が違う上に閉まってました。闇を見てしまった。
同じ階の反対側にあった『めいどたいむ』はドアが半開きで食器のカチャカチャって音と女の子の話し声が聞こえてきたんですけど、脊髄反射で逃げました。この辺りの時間帯は(引き延ばせば引き延ばすほどダメになるのでは…?)と自分に対して諦めムード。
特に何のコンセプトもない大須の写真です
東海の秋葉原っぽいお店の写真です(あとで覗いたら楽しかった)
…さて、こんな感じで大須到着からひたすら散歩し続けて2時間。おそらく、ほぼ全部歩いてしまった。GPSでログ取ってたら大須全てが塗り潰されてる。
いい加減、ただお散歩をするのも限界になってきたし、心の中で120回くらい自問自答したり379回深呼吸したりして、(これは多分もう己が踏ん切りを付けないと何も始まらないし何も終えられないんだろうな)と思ったので、最初に行こうと思っていた店の付近まで向かうことに。
しかし、自分議会の反対派、最後の抵抗と言わんばかりに「いやむりむりむりやっぱむり全然むり」ってなって、店の目の前まで来るも、スルー。を3回くらい繰り返すことに。その店を中心に8の字を描きまくる。
最終的に、店先で呼び込みをしているメイドさんに視線をチラチラ投げつつ不審者の歩様でジリジリと接近し、メイドさんの方から「どうですか?」と声を掛けてくれるのを待つというヤバい感じの人類となり、入店。いや、こうやって文章にして振り返ると自戒できますけど、結局は何事もビビらず堂々とやるのが良いよね。時間と精神のムダ。
<<① めいどりーみん>>
はい。お待たせしました。ここからがメイドカフェのレポート的なものです。当日はマジでメイドカフェに足を踏み入れるまでの葛藤と時間の浪費が凄まじかったので、その苦しさを冗長で悪辣な文章で味わって頂きました。…いや、あの、ごめんなさい。
この写真は翌朝撮ったので閉まってるけど開けた交差点の広場の一角にあって店の前で常にメイドさんが呼び込みしてるよ
ということで、記念すべきメイドカフェデビューとなりました『めいどりーみん』です。最初に結論から言います。ザ・メイドカフェらしいメイドカフェ。教科書通りのメイドカフェ。メイドカフェの王道。Wikipediaのメイドカフェの定義と概要に「めいどりーみんみたいなとこです」って書いておけば大丈夫なくらいメイドカフェ。
なんか秋葉原に6店舗あってそこから全国に展開しているいわゆる有名店、チェーン店で、大須のメイドカフェの中でも目立つ立地だし、呼び込みもしてるし、まあ最初から1件目はココだなって決めてたんですけど。
呼び込みのメイドさんに連れられて入店。
「お帰りなさいませご主人様!」
知ってても、実際に行って実際に言われると「うわぁお!」って気持ちになりますよね。
ステージがあります。あと、今回はだいたいこういう写真しかありません。メイドさんの写真を撮るのは禁止なので。「メイドをご主人様のカメラで勝手に撮ると、びっくりしていなくなっちゃうから」と言われました。あと、メイドさんを触ると「溶けちゃうのでダメです」って言われました。
まあお触り禁止は当然として、写真禁止もちゃんと理由があるんですよね。ほら、チェキとかブロマイドを有料で売るから。写真も商品、写真を撮られることも仕事ってことなんですね。正直今まで「そりゃ勝手に写真撮られたらなんかイヤだろうからなぁ」という一般人目線で考えてましたが、こういう店でメイドさんの写真を撮るのは万引きと同じなんですね。学んだ。
初めてです何も分かりませんって言ったら、初めての人用セットをオススメされました。冷静に考えるまでもなく高いんですけど、今回はケチらず言われるがままにお食事セットにしました。着いてから2時間散歩してきたので、お腹空いてます。
比べる対象がキャバクラで申し訳ないんですけど、常に誰かが席に付いてくれてる訳じゃないんですね。ちょくちょく話しに来てくれるって感じでした。まあそこらへんは客の数とメイドさんの数で変わりそうですけど。
この日は他の客が若者二人組と一人のおじいちゃん(何故?)と私の4人、いたメイドさんも4人だったので、まあまあ恵まれてた気がします。
はい。きました。定番中の定番。そして、夢。これでやり切った感ある。
本当に目の前でオーダー通りに書いてくれたんですけど、「わたし、メイド始めたばっかりで、出勤、いや、お給仕7日目で、絵描くのも慣れてなくて…文字はホントに練習中でぇ…」とか言うので、なんかすごい「頑張って~~~」って気持ちになりました。
とにかく、めいどりーみんでは全部やりましたよ。「美味しくなーれ♡萌え萌えきゅん♡」もやったし、その他諸々のあらゆる呪文を唱えたし、一緒にチェキも撮ったし、ライブで光る棒も振った。
チェキ!
光る棒!
メイドカフェのみならず、チェキも光る棒も人生初ですからね!
光る棒を折るのにも儀式があるんですよ。メイドさんのコールに合わせて、光る棒を購入したご主人様が一斉に折って光らせるという。
幸い、かどうかは知らないけどドルヲタの友人や声優のライブに行く友人には事欠かないのでそういう世界があることは存知上げていましたけど!
もう、どうせだから見てくれよ。どれだけ緊張してたか、分かりすぎるほど分かりませんか、このチェキ一発で?なぁ?
ということで、オムライス食べてライブ2回観てメイドさんとおしゃべりしてたらあっという間に1時間経ってた。(20分くらい経ったかな?)と思って時計見たら45分経ってたので、相当な楽しさ&緊張だったんじゃないだろうか。
ちなみにライブ毎に買わされた光る棒は有料だし、途中でクジ引き(有料)も引かされたし、メニューと別に入国料つまりはチャージ料もあるし、1時間で4352円でした。わぉ。
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めいどりーみん
メイドカフェ度:★★★★★
コスト:1時間4300円
写真を撮ると:びっくりしていなくなっちゃう
触ると:溶けてしまいます
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<<② エスカフローラ>>
こういうのって、1回行っちゃえばもう抵抗無くなる…と思うじゃん?心身を立て直す時間が必要で、インターバルを1時間設けました。画廊とか行って心を穏やかにしてた。穏やかにしてたら「もうさ、1つ行ったから目的は達成したわけだしハシゴとか別に良くない…?」という考えがふわふわ漂い始めたので、心の中で頬をビンタして2件目へ。
あ、書き忘れてましたけど、今回は「どうせなら限界まで色々見て回ろう」ということで最初からハシゴする予定でした。だから7時間も用意してたんですよ。1件目に入るのにアホみたいに躊躇しなければ6~7件行けたかもしれないのに…。結局4件行ってます。
はい。ということで『天空のカフェ エスカフローラ』に来ました。"天空の"って枕詞が付く言葉ってドラクエ以外に無くない?しかもフローラって名前付いてるぞ?と思ったけど、特にドラクエとの関係はないようです。
ビルの最上階(3階)なのと、階段の急さが天空っぽさでしょうか。(多分違う)
入ります。
バラバラでやや気だるげな「お帰りなさいませ」で迎えられました。
ここはめいどりーみんとは真逆。まったく萌え萌えキュンではない。メイドさんも全くキャラ作ってないし。呪文もイベントもないし。それぞれメイド服っぽいような別にそうでもないような微妙な服だし。
長い1列のカウンターがあって、メイドさんとカウンターを挟んでお話する感じ。これは…何なんだと言われたら昼営業のカジュアルなガールズバーなのでは…?
時間も夕方に近付いてたし、めいどりーみんより他のお客さんも多かったんですけど、聞こえてくる会話等から推測するに、全員常連。しかも推し持ちの常連。ちょっと肩身狭かったし放置されてる時間もちょっと長かったかな…。
…実は、めいどりーみんで「ここは思ってた通りのメイドカフェって感じですごいわ~」みたいな会話をしてた時にメイドさんが「最近はこういう店ばっかりじゃなくて、ガールズバーみたいなところも多いですからね…」ってボソっと言ってたんですよね。
逆に、エスカフローラの子に、さっきめいどりーみんに行ってきた。あっちはザ・メイドカフェって感じだった、って言ったら、「ここに来る他のお客さんもよく『ヤバい』って言いますよ~w今時ああいうノリは苦手って人も多いですしね~w」って…。
…えーと、私としてはどっちも楽しいし時と場合と諸々で使い分けたらいいんじゃないかと思うんで、どちらの意見がどうとは言いませんが、仲良くしてねって思いました。
コースは30分1000円。滞在料プラス、ドリンク1杯と、ケーキと、ブロマイドが1枚付いてくるとのこと。めいどりーみんと比べるとシンプルだし安いで…ブロマイド?
うん。こういうとこって、チェキだけじゃなくて、出来合いの写真(出来合いの写真という日本語ある?)を貰える(買える)システムもあるみたいですね。
アルバムを3冊ドサっと渡されて、「この中から1枚好きなのを持って行ってください」とのこと。主に付いてくれていたゆうきさんというメイドさんのブロマイドもあったので、それを貰うのが筋かとも思ったんですが、「そんなの気にしないで気に入ったやつでいいですよ!」と言われたので
気に入ったやつにしました。あまなちゃんです。この名前で好きなものがアイドル・アイマスって書いてあったので甜花ちゃんという双子の姉がいるんでしょうか。ちなみにこの日は店にはいませんでした。会ってもいない子のブロマイドだけ貰うって意味分かんなくないですか。今思うに、やっぱり当日しゃべった子のにしとけば良かったっす。
当然ですがエスカフローラもブロマイドとかチェキは有料なので、写真撮影は禁止です。ココもびっくりしたり溶けたりするのかな?と思いましたが、直球で「女の子の撮影は禁止なんで」って言われました。設定が…無い…。
ちなみにエスカフローラは3件目・4件目のメイドさんに行ってきたことを話したら、どっちも「あー知ってます!ていうか私も何回か行ったことあるけどあそこメッチャ女の子のレベル高いですよね!」とほぼ同じ反応だったので、そういうとこです。大須の美少女を集めてメイドカフェという業態で申請して営業してるガールズバー。褒めてますよ。
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エスカフローラ
メイドカフェ度:★☆☆☆☆
ガールズバー度:★★★☆☆
店内の美しさ:★★★☆☆
メイドさん(?)の美しさ:★★★★★
コスト:30分1000円
写真を撮ると:禁止です(直球)
触ると:何も言われなかったけどもし触ったら睨み付けられて「死ね」って言われてブン殴られそう
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<<③ るなーるかふぇ>>
ようやく慣れてきたので3件目はエスカフローラを出てそのまま直行。さらなる変化球カフェへ。
鳥居。『るなーるかふぇ』です。何とも説明し難いのでまず公式の説明を引用していいですか。
“高等な妖術によって町娘に化けた白狐達が人間様への恩返しのためこっそり営んでいる茶屋”
だそうです。設定!世界観!コンセプト!
一応、お給仕をする、という意味ではメイドカフェと呼んでもいいかもしれませんが、狐娘カフェです。今更ですけど、現在はメイドカフェから派生して色々様々多種多様なこういうカフェがあるんで、ひと括りにする時はメイドカフェと言わずコンセプトカフェって言うみたいですね。略して「コンカフェ」。この店でコンカフェコンカフェって言われて、キツネの「コン」のカフェってことなのかな?ってしばらく呆けてましたけど。
凄くないですか。客間が畳マットで、席が全てビーズクッション。
そして!何と!ハロウィンイベント中ということで!
…狐不在。みんなハロウィン的なちょっと怖いヴァンピィ的な格好とメイクでした。「狐だから化けられるんですよ~」って言ってました。えっ…実は割と和装エプロン+狐耳楽しみにしてたのに。。。
ちなみに、別に女の子たちは語尾にコンって付けたりあくまで狐だという設定を守ろうとはしてませんでした。普通に普通の話をしてた。東京から来たって言ったら、秋葉原に遊びに行った時の話をしてくれて、私物のスマホで動画とか写真を見せてくれました。ゆるい。
ということで、全く関係ないんですけど、『秋葉原ディアステージ』というアイドルの卵のライブを聴きつつメイドカフェ的な楽しみ方も出来るいい感じの場所がありまして、そこで『小鳩りあ』さんが歌う『ささみさん@がんばらないのOP』が凄く良かったと、狐娘のしらゆきばにらさんがオススメしてました。みんな行ってね。
ここはビーズクッションにもたれて半分寝ながらスマホ充電して日本酒飲んでダラダラ喋ってたので、家ですね。家。当然、萌え萌えキュンもライブもありません。うーーーん、近所に欲しい。
あ、忘れてましたが、ここは写真を撮ると「怖いゴリラが出てくるのでダメですよ」とのことでした。触っても「怖いゴリラが出てくるのでダメですよ」とのことでした。この説明を聞いてたら奥の席にいた超常連っぽいおっちゃんから「何だよソレー!聞いたことねーよソレー!」と野次が飛んできたので、しらゆきばにらさんのアドリブだと思います。そうか、狐もゴリラは畏怖してるんですね。
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るなーるかふぇ
メイドカフェ度:★★☆☆☆
狐度:★★☆☆☆(ハロウィン期間中のため)
家度:★★★★☆
だらだら出来る度:★★★★★
コスト:1時間2100円
写真を撮ると:怖いゴリラが出てくる
触ると:怖いゴリラが出てくる
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<<④ めるめいど>>
最後。4件目です。
はい、ふざけた。せっかく健全な話だったのに、まーたこういう方向に持っていこうとする。やめろよそういうのさぁ。
明らかに店構えがここまでと何か違うし。見るからに雰囲気の良くない雑居ビルの2階だし。リフレって書いてあるぞ。
…いいえ。風俗店ではありません。入り口に「当店は風俗店ではありません」って赤字で日英中の3カ国語で書いてあったし、風俗店ではないんです。でも18歳未満は立ち入り禁止らしいけど。
まあ、実はそうだったりしない…?というハプニングを僅かに僅かに期待しつつ入ったのは事実ですが、普通のリフレでした。リフレという単語を聞いて、「JKリフレ」とかのいかがわしい話しか思い浮かばない諸兄!リフレ自体は別に普通にマッサージをするだけなんですよ!
ちなみに、リフレどころかマッサージを受けるということ自体、人生初なんですけどね。意外に健康優良児で、肩が凝るという概念が未だに分からない程度には体が疲労には強いっぽいんですわ。
で、入店。メイドさん一人しかいないし、店内薄暗いし、スペースこんなだし、いや大丈夫かコレ、ムフフなアクシデントの前に生命大丈夫かコレ、って思ったんですけど、大丈夫でした。メイド服の若い女の子が"普通の"マッサージをしてくれるお店です。以上です。ずーっとデレマスとかバンドリとかボカロのヲタトークをしてました。
1時間5500円。申し訳程度のメイド要素として、終わった後にパックじゃない紅茶を淹れてくれました。
ちなみに
翌朝ちょっとだけ大須を散歩してたらこんなんも見つけたので、結構あるぞメイドリフレ…!
メイドがメイドに施術してる…!
むしろその光景をただ見ていたい…!
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めるめいど(7番出口店)
メイドカフェ度:★☆☆☆☆
メイドリフレ度:★★★★★
風俗度:☆☆☆☆☆
コスト:60分コース6500円-新規割引1000円
写真を撮ると:撮るタイミングがない
触ると:触られるので…
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<<まとめ>>
「うん…。まあ、いい社会勉強になったけど、なんというか、もう行くことはない世界だな…」
…という感想を抱くことを期待していたんですが、予期に反してとても楽しかったので、近所に行きつけのメイドカフェとか作らないように気をつけます。既に"吉祥寺 メイドカフェ"と"立川 メイドカフェ"と"コンセプトカフェ 馬"でググりましたが、新たな趣味にしないよう頑張ります。
さようならだにゃん。