スーパーには、閉店が近づくと生鮮食品やお惣菜を割引する文化がある。
その象徴とも言えるワードが『半額』だ。
半額シールに命を救われている社会人というのが、2018年の日本には約65万人いると言われている。「駅前のスーパーの総菜が半額になる時間に合わせて毎日会社を出てます」という人間もいるほどだ。
『半額』はすごい。
近所のイオンは軽々と半額を超えてくる。
980円→278円
72%オフである。ちなみに、278円というのは税込みで300円ということだ。
何割引という概念を放棄してしまっている。
しかし、702円もの割引という対価の裏には、代償がある。
色がヤバい。これ本マグロの赤身ですよね。なんか、茶色い。汁出てるし。
縦に並べてみた。これが、消費期限6月23日のマグロの、6月23日PM10:00のデキである。一枚の切り身ごとにグラデーションが発生しているので分かりやすいですね。
・食べる
米に乗せて醤油漬けにしてしまえば大丈夫。
なにやら色味がもはや焼いた肉っぽくないですか
生で食べていいのかな。敬虔な人はこういうの買っても加熱処理するんじゃないかな
いただきます。
美 味 し い よ ~ !
ちょっと!赤身のはずなのに食感がデロンデロンでトロみたい!ていうか何らかの油質も溶け出しててこりゃ大トロだ!"腐敗"の一歩手前に"完熟"がある!完熟マグロだ!もちろん口に入れると"ちょっと表現し難いけどとても嫌な感覚"が舌から脳へと直訴してくるけど、醤油をいっぱいかけると強引に押し切れるぞ!
答え合わせは翌朝のトイレで。