こんばんは。
これと、
これなんですけど。
あの……すごく…………よくないですか?
以前常滑に行った時に日本酒とビール用に常滑焼の器を買ったんですけど、今回は御猪口と徳利が欲しくなったんですよね。
で、いわゆる観光協会のHPで
「JR唐津駅から徒歩2分。38人の唐津焼作家の作品を一堂に展示販売。特に酒器(ぐい呑、徳利、片口)は豊富で、手にとってゆっくり見られる。」
と紹介されていた炎群って店が酒器所望かつ焼き物の知識ゼロ、ついでに移動手段が徒歩しかない私にピッタリやね、ということで行ってきました。
でで、地方のこういう系の店のお決まりとして、店のおばちゃんがザ・いい人なんですよね。それでまあ色々と説明を受けたりしつつゆっくり選んでたんですけど、それぞれの焼き物に値札の他に"20-9"とか数字が貼ってあるんですよ。これ、20が窯元ID(仮称)で、9が製品ID(仮称)なんですって。なぜこういう形にしているかというと、
「名前を書いたり窯元ごとに並べたりすると、どうしても先入観というか、まあ有名なひともいれば、そうじゃない人もいるし、駆け出しの人だっているでしょ。だから全部一緒に並べて、自分の目で見て気に入ったものを選んで欲しいのよ」
とのこと。
素晴らしい。素晴らしいと思いませんか。
でも、
値段は紛うことなき現実ですよね。
これいいなぁ→値札ちらっ→2万→あっ…
みたいなね。気に入ったからといって買えない現実ね。実際何が違うのか素人目には全く分からないけど値段10倍みたいのもあったし。結局徳利はどれもいいお値段だったので、諦めました。いいよもうダイソーで300円の買うから…。
2階の特設コーナーみたいなところも見て回ったんですけど、やっぱ6桁の皿とかありましたね。海原雄山が使いそうなやつが。
という感じで自分の感覚や値札や諸々やら考慮して選択したのがこの2点となりました。
左の小学生が好みそうな青くてピカピカしてるのは「斑唐津」っていうらしいです。すごい綺麗ですよね。"宇宙(コスモ)"を感じますよね。すみません、小学生レベルの美的センスで。こちら、4500円でした。「ちっちゃい御猪口なんて1000円くらいでソコソコ良いの買えるでしょ」と思っていたので相当無理してます。でも一目惚れしちゃったんすよ。おばちゃんにも「やっぱりそれ選ぶと思ってたわぁ~」って言われたし。
ほら、裏もまたコスモなんですよ。ごめんなさい、唐津焼を評するのに小学生レベルのカタカナしか使えなくて。でも良いよねこのコスモ感。
右の普通に風格がある方は「朝鮮唐津」っていうそうです。こっちは普通に良い。2000円でした。ただ、実はこれって酒器じゃなかったみたいで、「ああこれは向付として作ったものだけど…まあぐい呑でも十分いけるわね(苦笑)」みたいなことを言われました。
ただ、私は「向付」が何なのかから知らず「ム…ムコウ、ズケ?」みたいな対応をしてしまい二重に教養の無さを露呈してしまいました。残念ですね。
そもそも、"御猪口"と"ぐい呑"の違いも分からないんですけど。何なの?違わなくない?"グローブ"と"グラブ"みたいな"ご飯"と"ライス"みたいな趣向の問題?悪かったな無教養の低所得層でなぁ!
おっと、特に取り乱す必要性の無い文脈で取り乱してしまいました。すみません。
酔ってるみたいです。
おやすみなさい。