あでぃすでぃす

一つ文章を書くたびに寿命と社会的評価が削れていくおブログです。

泥酔してソープに行くと楽しくないし危険

 

ヤフオクドームを出てから、中洲川端の駅前に立っているところまでの記憶が全く無い。土地勘の無い旅先でこういう状態になるのは危険だと肝に銘じておいたはずだが、どうしてこうなったのだろうか。量的には普段と大差なかったが…。球場でビール7杯。ここまで泥酔してしまうとは当時の自分も思っていなかったはずだ。理由を探すとするならば、旅行も2日目の夜に差し掛かり何だかんだ疲れが溜まっていたこと、朝から軽食しか取っておらず腹が空いていたこと、昼の競艇でボコボコにされて精神的にやつれていたこと辺りだろうか。あとは、7杯目の飲み方がいけなかったのかもしれない。本当は6杯で球場を出るはずだったが、席を立って出口に向かう途中でバッタリこの日5杯買っていた売り子ちゃんに出会ってしまったのだ。そうなればもう買うしか選択肢は無く、結局7杯目のビールを片手に持ちながら球場を出る羽目に。そこでプツっと記憶が途切れているので事実は分からないが、あまりビールを持ち歩きたくないとすぐに一気飲みをした可能性もある。もしそうしたのなら、この7杯目が決定打のような気がする。

 

前置きが長くなった。とにかく、私は中洲川端駅から地上出口に出たようで、記憶が戻った時には呼び込みのお兄さん二人と会話をしていたのだった。ネオンピッカピカの街、信号の脇の植え込みに座って。本当に会話の途中でパッと記憶が復活している。そこまで一体何を話していたのだろうか。泥酔していたため私も調子よく話していたし、向こうからすれば若い男、しかも標準語をしゃべる観光客が1人で泥酔していて格好のカモだと思ったことだろう。ただ、私は事前に調べていた「おねだりZERO」という店に行くことは決めていたし、店まで連れて行かれても絶対にその先首を縦には振らないと決めていた。「相手の誘導に乗らない」「蹴るべきところは強気で蹴る」これはデート商法の経験で学んだことである。結局、お兄さんに連れられて2件ほどソープ店に連れて行かれた(なお、店名も場所も一切覚えていない)のだが、全く店を変える気は無かったので「この程度で90分4万なの?」「あんたらが無理やり連れてきたんだからもう少し何とかできないの?」「それだったら帰ってから吉原行くし」など、散々嫌な客を装って、最後は呼び込みのお兄さんを静かにキレさせて解放された。今この文章を書きながら振り返ると、まともな呼び込みでまともな店に案内されていたからいいものの、場合によっては危険な目にあっていたかもしれない。気を付けたほうがいい。

 

前置きで2段落使って申し訳ない。とにかく、そんなこんなでフラフラの状態ながら何とか「おねだりZERO」に到着。ここからが大変だった。まず、何分コースにしたのかを覚えていない。受付で今いる女の子の写真を見せられたが、視界が霞んでいて誰が誰だが分からないし、誰を選んだかも覚えていない。お金を2万6000円払ったことは覚えているが、何故2万6000円なのかも分からない。そんな状態で部屋に案内されていった。この時点で非常によろしくない事は明らかだった。

 

確か、"まずは客が1人で部屋に入ってシャワーを浴び、その間に女の子が部屋に入って待機。シャワーを終えてカーテンを開けた瞬間からプレイスタート"みたいな仕組みだった。店員にそういう説明を受けたような気がするし、実際に最初に1人でシャワーを浴びたような気がするのでそのはず。それで、カーテンを開けたら女の子が待っていて即フ●ラ(こういうのは皆伏字にしてるから個人的なブログでも伏字の方がいいですよね)が始まったことも、いや、始まったことまでは覚えている。

 

1回戦はこの先の記憶が無い。正確に言うと、フィニッシュの直前まで記憶が無く、その瞬間を迎える間際でパッと記憶が戻って、射精の感覚をボンヤリと味わいつつ、再び記憶が雲散していき、今度は2回戦の途中まで記憶が戻ってこなかった。道中なにをどうしていたのか全く覚えていないし、フィニッシュは騎乗位だったが付けてたのか生だったのかも分からない。「気持ちよさ」は何というか微妙に手の届かない場所にフワフワと浮かんでいるようなボンヤリとした感じだった(伝わらない)。

 

そこから記憶が途切れ、おそらく2回戦の途中、再び女の子が上に跨って腰を振っているところから場面が再生されたのだが、何と、記憶が戻った私は「眠い。このまま寝たい」という感情に支配されていた。「もうこのまま寝たいんだけど上でパコパコうるさいし重い…でも適度に気持ちいいしこれを子守唄的な補助として寝たい…」と、まさかの睡眠欲が性欲に完全勝利する状況となってしまった。しかし、そう思って目を閉じてまどろんでいたのもつかの間、今度は別の感情、もしくは生理的反応が訪れた。

 

「あ、はきそうだこれ。」

思うや否やすぐさま口にも出して女の子に伝え、すぐに風呂場に直行。はいた。まさかソープに行ってはくとは思わなかった。というか私は極限まで体調が悪くならないとはかないタイプで、酒ではいたのはこれが人生4回目とかそういうレベル。それを、まさか、ソープで、セ●クスをしに来た場所で…。

 当然プレイはそこで中断。一旦体を休めることに(まあ結局再開することは無かったのだが)。そこで女の子から「2回戦途中から顔が真っ白で本当に死ぬんじゃないかと思ってた」「受付から『明らかにこのお客さん状態がヤバそうだから何かあったら中止していい』と言い含められていた」「ち●ちんから酒の味がした」など、客観的に残念な事実が語られた。この時間ははいた直後かつ水を飲んで休んでいたので、一時的に状態は立ち直っていたように思う。会話の記憶も比較的あるので。そういえば、女の子の日本語が片言風だったので、もしかしたら韓国だか中国だかの子だったかもしれない。もしくは非常に個性的な口調の子か。これだって記憶の錯誤なのかもしれないが。顔は全く覚えてない。髪型も何も覚えてない。おっぱいが多少大きめだったことは覚えている。

 

その後は本番に戻ることは無く、時間まで軽くイチャついておしまい。この辺りも記憶はあるとはいえ、終始非常にボンヤリとしたものだし、楽しいとか気持ちいいとかも全然良く分からない。本当に残念ながら2万6000円払って何をしにきたんだという結果でしかない。というか、今回ははいてそれだけで済んだものの、本当に腹上死とかってこういう場面で起こるんだろうなと感じたし、ベッドにはいてたら弁償とか、逆に泥酔の勢いで女の子にNGなことをして大変なことになったり、悪徳店だったら正気を失っているのをいいことに法外な金を取ったり、直に財布から金抜き取ったり…など、もっと悪いことになる可能性はいくらでもあった。と、思う。

 

撤収時の記憶も無かったが、何とか服は着てたし荷物もまとめて店を出た。すると店の前にタクシーがたくさん待機しており、転がり込むように乗り込んでホテルへ。タクシーの中で再び昏倒し、ホテルの前で目が覚めて、よく毎回ちゃんと払えるなと思うのだが、金を払って外へ。目の前にホテルの入り口があり、そこで記憶は再び途切れ、目が覚めると朝、ホテルのベッドにいたのだった。

こんな状態でフロントからカギ貰って自分の部屋に行ってカギ開けてクーラー付けて服脱いでベッドに潜り込む一連の行動が出来るなんて、人間の生存本能は凄いと思う。

 

ということで、人に拠るとは思うのですが、極度に泥酔などで体調が悪いときにソープに行ってもほとんど本来の目的というか快楽は達成出来ないので、肉体的にも精神的にも充実しているときに行った方がいいと思います。さようなら。

 

 

全く記憶が無くどのタイミングで書き込んだのか分からないけど単純に翌朝見て恐怖でした。

 

 

翌日の二日酔いもこれまた悲惨で、本当に途中で倒れて博多の地で死ぬのではないかと思いながら最終日は頑張りました。